貯金・資金運用
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赤ちゃんから学資保険は入れるの?ベストな加入時期を徹底解説!

赤ちゃんの学資保険はいつから?
店長ゆき
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会社員Sさん
会社員Sさん
赤ちゃんのころから学費を学資保険で貯めておいた方がいいのかな?
主婦Aさん
主婦Aさん
赤ちゃんからでも学資保険に入れるのかな?いつから入ったらいいのか知りたいね。

赤ちゃんが生まれることをきっかけに、「将来の学費」について考える人もいるでしょう。

今回は赤ちゃんの学資保険について解説します。

この記事を読めば、学資保険のことについて詳しくわかりますよ。

FP店長@ゆき
FP店長@ゆき
赤ちゃんの学資保険について今のうちに学んでおきましょう。

学資保険にいつから加入したらいいのかもわかりますよ。ぜひご覧ください。

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赤ちゃんから学資保険は入れるの?

赤ちゃんから学資保険は入れる!早い時期の加入がおすすめ
学資保険は、0歳児の赤ちゃんから加入できます。

保険商品によっては、妊娠中から入れるものもあります。

学資保険とは、教育費を貯めるためにある貯蓄型の保険です。

月払・年払いなど定期的に保険料を払い込むと、15歳、18歳といった進学・進級のタイミングで祝金・満期保険金が出る仕組みとなっています。

さらには、契約者(親)が亡くなった時、高度障害状態になった時に、それ以降の保険料の支払いが免除されるようにもなっています。

計画的に学費を貯めたい人、自分に万が一のことがあっても子供の学費は確保しておきたいと考えている人に人気の保険です。

中には、子供の「医療保障」や「死亡保障」を特約として付加できる学資保険もあり、こちらも注目を集めています。

このような特徴をもつ学資保険ですが、早い時期の加入がおすすめといわれています。その理由を詳しく見ていきましょう。

赤ちゃんから学資保険に入っておいた方がいい3つの理由

赤ちゃんから学資保険に入っておいた方がいい3つの理由
学資保険は早い時期の加入がおすすめですが、できれば生まれたばかりの赤ちゃんのうちに学資保険に入っておいた方がいいでしょう。

その理由は以下の3点にあります。

  • 赤ちゃんの時期に入ると返礼率が高くなる
  • 月々の保険料が安くなる
  • 学資保険には加入年齢制限がある

では、一つずつ解説していきます。

メリット1:返戻率が高い

返戻率は各保険会社によって違うため、学資保険に入る際は返戻率を確認しておきましょう。

各社とも加入年齢によって変化する点にはとくに要注目です。

たとえば、ある学資保険の場合、加入年齢によって返礼率は以下のように変化します。

契約時の条件

  • 契約者(30歳・男性)・被保険者(男性)
  • 受取学資金総額:200万円(2歳加入の場合のみ17歳で進学額資金100万円、20歳で満期額資金100万円が分割支払いとなる)
  • 保険料払込方法:個別扱い・月払い
  • 保険料払込期間:10歳まで
  • 保険期間17歳(2歳加入の場合のみ20歳)

被保険者の加入年齢 返礼率
1歳 102.7%
2歳 101.0%
3歳 100.9%

加入年齢0歳と2歳で比較すると、2%近くも返礼率が変わるのです。

この結果を見ると、なるべく早いうちに学資保険に加入しておいた方がいいことが分かるのではないでしょうか。

メリット2:月々の保険料が安くなる

では、月々の保険料はどのように違うのでしょうか。

先ほどの学資保険の例で確認してみましょう。

被保険者の加入年齢 月々の保険料 保険料払込総額
0歳 16,220円 1,946,400円
1歳 18,320円 1,978,560円
2歳 20,630円 1,980,480円

加入年齢0歳と2歳で比較すると、月々の保険料は4,400円程度違うことがわかります。

年間にすると、約53,000円も変わってくるのです。

毎月・毎年の負担がこれだけ違うと、家計への影響も大きくなることが予想されます。

また、保険料払込総額も約34,000円ほど違います。

こちらの結果を見ると、学資保険への加入は赤ちゃんのうちにしていた方が、家計の面でもお得なのがご理解いただけるでしょう。

メリット3:学資保険には加入年齢制限がある

「保険料さえ気にしなければ、保険はいつでも加入できるのではないか?」そう思っていませんか?

生命保険や医療保険の場合は、60歳、70歳を超えても加入できるものがあるため、その通りかもしれません。

しかし、学資保険は加入年齢が限られているため、要注意です。

例えば、先ほど、保険料のところでご紹介した学資保険の場合、「22歳満期」にしても、被保険者の加入上限年齢は3歳です。

他の学資保険でも、加入上限年齢は6歳や7歳となっています。

「小学校に入ってから、学資保険を考えてみよう」では遅すぎるのです。

できれば子供が生まれたタイミングで学資保険を検討し、0歳の赤ちゃんのうちに加入しておくことをおすすめします。

赤ちゃんから学資保険に加入するときに注意すべきこと

赤ちゃんから学資保険に加入するときに注意すべきこと

赤ちゃんの時期に学資保険に加入すると、保険料が安く済む、返戻率が高くなるなどのメリットもありますが、注意点もあります。

どのような点に気を付けなければいけないのでしょうか。

ここでは以下の2点の注意点についてご説明します。

  • 途中解約しない
  • 保障内容によっては返戻率が100%を切ることもある

それでは1つずつ説明していきます。

注意点1:途中解約しない

学資保険に限らず、どの保険でも途中解約すると、戻ってくる金額が払い込んだ保険料を大幅に下回ることがあります。

多くの学資保険は解約返戻金ありのため、戻ってくるお金が全くゼロになることはないかもしれません。

しかし、予想よりも戻ってくる金額がかなり少なくなることは覚悟しておきましょう。

また、医療保険、生命保険の場合は解約後、再加入を希望すれば、申込ができます。

しかし、学資保険は被保険者の年齢が長くても7歳程度までと、加入年齢が限られている保険です。

「お金に余裕ができた時に改めて加入を考えよう」と思っていたら、子供の年齢が上がり、申込ができなくなるという可能性もありますので気を付けておいてください。

注意点2:保障内容によっては返礼率が100%を切ることもある

学資保険の基本的な保障内容は次の通りとなっています。

  • 高校入学、大学入学などのタイミングに応じて進学祝金・満期保険金が支払われる
  • 契約者(親)が亡くなった場合、高度障害状態になった場合、それ以降の保険料支払いが免除される

ただ、学資保険の中には、上記の保障に加え、

  • 子供の入院時の保障
  • 子供がケガを負った時の保障
  • 子供の死亡時の保障

といった特約を付加できるものもあります。

一つの保険でさまざまな保障が付けられることをお得と感じるかもしれませんが、それだけ保険料も上がることを忘れないでください。

また、いくら保険料が上がっても、主契約の学資保険の保険金額まで上がるわけではありません。

そのため、保障を多く付けてると、結果的に返戻率が100%を切り、払込保険料が保険金を上回る「元本割れ」を起こす可能性もあります。

子供の医療保障やケガの保障、生命保険を考えているのであれば、それぞれ個別で保険に入ることを検討しましょう。

まとめ:学資保険は赤ちゃんのうちに入るのがベスト

学資保険は赤ちゃんのうちに入るのがベスト
早めに学資保険に加入しておいた方がいい理由、加入する際の注意点についてご紹介しました。

学資保険は0歳児で加入すると1歳、2歳で入る時より保険料は低くなり、返戻率も高くなります。

そのため、なるべく赤ちゃんの間に加入するようにしましょう。

また、学資保険は何歳になっても加入できるわけではありません。

多くの場合、加入上限年齢は6歳や7歳など、小学校入学頃までとなっています。

「いつから入ろうか?」と迷うのではなく、赤ちゃんのうち、それも生まれた時点で加入できるように妊娠中から考えておくようにしましょう。

進学のタイミングで祝金・満期金が出る学資保険は将来の子供の学費確保に有効な手段です。

しかも、契約者である親が亡くなった後は保険料払込が免除になるなど、生命保険の役割も果たす保険となっています。

子供が生まれたらぜひ加入することをおすすめします。

まとめ

  • 学資保険で将来の学費が確保できる
  • 契約者が死亡したら保険料払い込みが免除される
  • 赤ちゃんのうちに加入すると返戻率が高くなり毎月の保険料が安くなる

子供が生まれて将来のお金が心配、ということでしたら、学資保険での貯蓄を検討しましょう。

ただし、元本割れを防ぐためにも中途解約は絶対しないと決めて加入するようにしてください。

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