オリーブオイルとは?種類や保管方法までていねいに解説!
「オリーブオイルは健康的なイメージだけど、あまり詳しくは知らない」という人は多いはずです。
日常的にさまざまな料理に使われるオリーブオイルですが、どのようなものか詳しくない人は少なくありません。
実は、オリーブオイルには種類があり、品質も異なります。
そして産地によっても風味が異なるとされているのです。
そこで今回は、オリーブオイルとはどのようなものなのかや、種類、保管方法などについてご紹介していきます。
オリーブオイルについて理解を深めて、毎日の食卓に積極的に取り入れましょう。
オリーブオイルとは
オリーブオイルとは、オリーブから作られる植物油のことです。
酸化されにくく常温でも固まりにくいので、幅広い食卓で利用されています。
日本でもサラダや炒めものなどを中心に、日常的に使っている人が多いです。
そんなオリーブオイルは、健康に良いと言われています。
なぜなら、悪玉コレステロールを減らすオレイン酸を含む上に、身体に嬉しいポリフェノールやビタミンEも含んでいるためです。
オレイン酸は動脈硬化や心筋梗塞、脳卒中などを予防できます。
ポリフェノールやビタミンEは健康的な肌や血管を作ることを促進するのが特徴です。
世界五大健康食品といわれてるうち、
キムチ、納豆(大豆)、ヨーグルト、オリーブオイルはほぼ毎日美味しく頂いてるのですがレンズ豆とやらの攻略が未だです
カルディやジュピターあたりに売ってるだろうか— はた (@ennraennra1) 2019年1月26日
オリーブオイルは世界五大健康食品とも呼ばれており、毎日のように食べている人も多いです。
ちなみに、オリーブオイルは、産地によって風味が異なるとされています。
オリーブオイルの主な産地は?
オリーブオイルの産地としては、イタリアが最初に挙げられます。
他の産地は、スペインやギリシャ、トルコ、チュニジア、シリアなどです。
どの国で作られているのかによって、オリーブオイルの風味は異なります。
北部で作られたオリーブオイルは軽い香りと苦味の少ないマイルドな味です。
中部のものはフルーティな香りと辛味のある味わいとなっており、特にトスカーナ州が産地として有名になっています。
そして、南部のオリーブオイルはオリーブそのものの香りと苦味が少ないマイルドな味です。
ちなみに、オリーブオイルは、『オリーブオイル』と『ヴァージンオリーブオイル』に分かれます。
それぞれについて、確認しておきましょう。
オリーブオイルの種類
オリーブオイルの種類には、『オリーブオイル』と『ヴァージンオリーブオイル』があります。
オリーブオイルは、化学的に作られたオリーブオイルと、ヴァージンオリーブオイルを混ぜたものです。
ヴァージンオリーブオイルよりも大量生産することを目的に作られたものなので、品質は低いとされています。
一般的に、オリーブオイルはヴァージンオリーブオイルよりも香りが少なく味も落ち着いているのです。
ヴァージンオリーブオイルは、オリーブの実だけが原料となっています。
化学的な作り方をしておらず、他の油を含んでいません。
ヴァージンオリーブオイルの中でも、『エクストラヴァージンオイル』が一番品質が良いとされています。
エクストラヴァージンオイルは、酸度が低くオリーブオイルの香りが強いです。
種類についてわかったところで、オリーブオイルの選び方を見ておきましょう。
オリーブオイルの選び方は?
オリーブオイルは、調理方法で選ばれることが多いです。
エクストラヴァージンオイルのような香りの強いものは、ドレッシングやサラダによく使われます。
素材そのものを活かしながら、オリーブの風味を楽しむことが可能です。
オリーブオイルは、炒めものや焼き料理を中心にさまざまな使い方がされます。
食材と合うかどうかを考えながら、オリーブオイルとエクストラヴァージンオイルを使い分けてみましょう。
「オリーブオイルは複数種類買っても期限は大丈夫なのかな」なんて、不安になった人も多いはずです。
ここで、オリーブオイルの保管について見ておきます。
オリーブオイルの保管方法
オリーブオイルの保管の最大のポイントは、光に当たらないようにすることです。
オリーブオイルが光にあたってしまうと、緑の色素が失われて黄色くなってしまいます。
色が変わっても使用できますが、オリーブオイルは見た目も楽しめる油なので光には当てないべきです。
また、開栓後は空気にできるだけ触れないようにしてください。
なぜなら、酸化すると風味が落ちやすくなるためです。
オリーブオイルを美味しく使うなら、開栓してから2ヶ月以内に使い切るようにしましょう。
小さいサイズでも販売しているので、頻繁に使わない人は使い切りやすいものを選ぶと良いです。
ままハレから分けてもらった小分けタイプのオリーブオイル❤️
割高かもしれないけれど、そこまで毎日ドボドボ使うものでもないし、これなら酸化させないかなって pic.twitter.com/Ct7bPLHuwp— たつこ(甘口) (@rokurokurock6) 2019年1月26日
ちなみに、賞味期限が過ぎても開栓前なら使用することはできますが、風味が落ちていることが多いので期限には気を配ってください。
オリーブオイルが固まってしまったら?
オリーブオイルを保管していると、固まってしまうこともあります。
オリーブオイルは、10度以下の温度なら白い粒が沈殿したり、固まったりするのです。
初めて見たときはビックリするかもしれませんが、暖かい場所に置いておけば解けて透明に戻ります。
寒い部屋でもとに戻したいなら、ぬるま湯につけるのが良いでしょう。
以上が、オリーブオイルの保管方法でした。
それでは最後に、オリーブオイルが合う料理を見ておきましょう。
オリーブオイルが合う料理
オリーブオイルはさまざまな料理に合うものです。
たとえば、バケットにつけるだけでも美味しく味わえますし、蒸し野菜のサラダにかけても風味が楽しめます。
他にも、パスタやピザ、カルパッチョにかけて楽しむ人も多いです。
ここでは、簡単に作ることのできるオリーブオイルバケットと蒸し野菜サラダについて見ておきましょう。
オリーブオイルバケットの作り方
オリーブオイルはバケットは以下の食材のみで簡単に作ることができます。
- バケット(1cm程度の厚さ)
- エキストラヴァージンオイル
- 塩
バケットは食べたい量があれば大丈夫です。
エキストラヴァージンオイルは大さじ2杯程度、塩は少々必要になります。
バケットに塩を少しだけ加え、エキストラヴァージンオイルにつければ完成です。
ちょっとバケットに一手間を加えたいというとき、エキストラヴァージンオイルがあればすぐにできるレシピとなっています。
日常的に食卓に取り入れられるレシピなので、ぜひ試してみてください。
オリーブオイルがけ蒸し野菜サラダの作り方
オリーブオイルがけ蒸し野菜サラダは、以下の食材を用意すれば2人分を作れます。
- パプリカ 1/2個
- ズッキーニ 1/2個
- かぼちゃ 1/8個
- 玉ねぎ 1/2個
- 塩・コショウ
- エキストラヴァージンオイル
ちょっと野菜が余っているというとき、塩コショウ少々と、エキストラヴァージンオイル大さじ2杯があれば作れるレシピです。
パプリカは1.5cm幅、ズッキーニと玉ねぎは1cm幅、かぼちゃは7mm幅に切ります。
そして、8分程度蒸して、竹串が通るくらいまで野菜に熱を加えてください。
十分に蒸せたら、器に野菜を移して塩コショウを少々ふりかけ、エクストラヴァージンオイルを回しがけて完成です。
野菜さえあれば、蒸して調味料とエクストラヴァージンオイルをかけるだけで作ることができます。
手軽に野菜をとることのできるレシピなので、ぜひ試してみてください。
以上が、オリーブオイルが合う料理でした。
日常的な食生活に気楽にオリーブオイルを取り入れることができるので、一度作ってみましょう。
まとめ
オリーブオイルとは、オリーブから作られる植物油のことです。
風味を好む人も多く、さまざまな料理に使われています。
オリーブオイルには身体に良い成分も含まれているので、積極的に料理に使用してみてください。