節約食材おすすめ12選を一挙公開!簡単レシピもチェック
節約を意識しているお宅は多いでしょう。
携帯電話料金や保険料といった固定費を見直した後、チェックしてみたいのは食材についてではないでしょうか。
今回は、節約のための食材の選び方について解説していきます。
これから節約をはじめたい人、今も節約をしているけれどもどこを見直したらいいのかわからないという人は必見です。
節約のための食材の選び方と一緒にレシピもご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
節約食材おすすめ12選を一挙公開!
食費を節約したいけど、栄養もしっかり摂りたい方におすすめしたいのが節約食材です。
これから紹介する12品目の食材は、
- 栄養価が高い
- 低カロリー
- 低脂肪
ので、ダイエットにも最適です。
節約食材 | 値段 | おすすめポイント |
卵 | 150円~200円 |
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きのこ類 | 80円~100円 |
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たまねぎ | 100円~200円 |
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うどん | 200円~400円 |
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にんじん | 100円~200円 |
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じゃがいも | 100円~150円 |
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豆腐 | 100円 |
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もやし | 30円~50円 |
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鶏むね肉 | 100g 60円~100円 |
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納豆 | 70円~100円 |
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春雨 | 30円~50円 |
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豆苗 | 100円 |
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そのまま食べられるのはもちろんのこと、アレンジ次第で毎日飽きずに食べられる食材なので、冷蔵庫への常備をおすすめします。
【価格が安定している】節約食材のおすすめ
価格が安定している節約食材は次の通りです。
- 卵
- きのこ類
- 玉ねぎ
- うどん
- にんじん
- じゃがいも
それでは1つずつ詳しくみてみましょう。
【節約食材1】卵:150円~200円
【節約食材】おすすめポイント |
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おすすめレシピ |
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「完全栄養食」ともいわれる卵。
タンパク質や脂質、ミネラル、ビタミンなど多くの栄養素を含んだ食材です。
最近では、脳の活性化にも期待できる食材として注目されています。
ちなみに、コレステロールを心配する人もいるかもしれませんが、さまざまな研究から「1日1個は食べてもいい」という結果が出ています。
健康づくりに役立てて行きましょう。この卵ですが、節約食材という観点からも人気を集めています。
何といっても1パック10個入りで200円弱という値段がお得です。
1個あたり20円もしないため、気軽に使えるというメリットもあります。
代表的な料理には
- オムレツ
- 卵焼き
- にら玉
などがあります。
卵料理には簡単にできるものも多いため、
- 目玉焼き
- スクランブルエッグ
- ゆで卵
などは、朝食メニューとしてよく作るという人も多いのではないでしょうか。
加熱しても生でも食べられる便利な食材です。ぜひ冷蔵庫に常備しておきましょう。
【節約食材2】きのこ類:80円~100円
【節約食材】おすすめポイント |
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おすすめレシピ |
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種類が豊富で色々んな料理に利用できるのがきのこ類です。
食物繊維やビタミンDが豊富に含まれています。
なお、きのこは乾燥させるとビタミンDが増すという特徴もあります。
生と乾燥、どちらも工夫して使い分けましょう。
また、きのこ類は低価格で節約食材としても優れています。
ぜひ積極的に使いましょう。
きのこ類は多くの料理で使えますが、簡単なものではバターで炒める「バターソテー」などがあります。
火を通してドレッシングであえる「マリネ」なども時短料理としておすすめです。
【節約食材3】たまねぎ:100~200円
【節約食材】おすすめポイント |
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おすすめレシピ |
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玉ねぎはビタミンB1やカリウムが豊富に含まれている食材です。
また、食物繊維も含まれるため、ダイエット目的でよく利用される食材でもあります。
ただし、水にさらしたり、加熱したりすると栄養素が逃げてしまうという弱点もあります。
できれば、生で食したい食材といえるでしょう。
玉ねぎはどの食材と合わせても美味しく調理できる万能食材ともいえます。
もし玉ねぎメインで調理したいと考えるのならば、「玉ねぎステーキ」や「オニオンスープ」などはいかがでしょうか?
また、「タルタルソース」にたっぷり加えるという方法もあります。
【節約食材4】うどん:200円~400円(個数による)
【節約食材】おすすめポイント |
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おすすめレシピ |
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ご飯と同じ炭水化物が主成分の「うどん」。
主食代わりとして利用されることも多い食材です。
冷凍うどんや乾麺といった形で長期保存ができるため、買い置きしておくのもいいでしょう。
温かいツユで食べる、冷やして食べるなど季節を問わず利用できるのもおすすめポイントです。
また、パスタや焼きそばのようにソースをかけて調理することもできます。
うどんだけではどうしても栄養が足りなくなりがちです。
「うどんカルボナーラ」「カレーうどん」など、他の食材やソースをプラスしてバランスよい料理を作ってみましょう。
【節約食材5】にんじん:100円~200円
【節約食材】おすすめポイント |
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おすすめレシピ |
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緑黄色野菜の中でも、栄養価が高いといわれているにんじんは、
- カリウム
- カロテン
- ビタミンA
など、多くの栄養素を含んだ食材です。
余分なナトリウムを体内から排出してくれるカリウムは、むくみや高血圧の予防にも効果的と言われています。
カロテンは、抗酸化作用の強い栄養素です。免疫力アップにつながると言われています。
体内に入ったカロテンがビタミンAへと変換されることは、髪や皮膚を健やかに保つためにも効果的です。
揚げ物や炒め物、バターソテーなどのように、油と一緒に調理することで、ビタミンAの効果が増すと言われています。
幅広い産地で年中収穫できるにんじんは、年間通して価格の変動がほとんどありません。日持ちしやすいというメリットもあります。
彩りが鮮やかで美しいにんじんをプラスすると、料理が華やかになりますね。
【節約食材6】じゃがいも:100円~150円
【節約食材】おすすめポイント |
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おすすめレシピ |
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じゃがいもは根菜類なので、日持ちしやすい食材です。色々な料理に活用できるじゃがいもは、家庭に常備しておきたい野菜のひとつ。
幅広い産地で収穫できるため、供給が安定している野菜です。
じゃがいもには、腹持ちが良いというメリットもあります。
じゃがいもの主成分はでんぷんです。エネルギー源となる糖質はもちろん、ビタミンCやカリウムを摂取することもできます。
- 肉じゃが
- ポテトグラタン
- ポテトフライ
など、小さな子どもからお年寄りまで家族みんなで楽しめる料理に活用しやすいじゃがいもは、毎日の食卓のレギュラーメンバーとなりそうな節約食材です。
【とにかく安い】節約食材のおすすめ
とにかく安い節約食材は次の通りです。
- 豆腐
- もやし
- 鶏むね肉
- 納豆
- 春雨
それでは1つずつ詳しく見ていきましょう。
【節約食材7】豆腐:100円
【節約食材】おすすめポイント |
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おすすめレシピ |
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大豆を水に漬け砕き加熱、それを絞り出た汁(豆乳)を凝固剤(にがり)で固めたものが豆腐です。
豆腐にはタンパク質やカルシウム、マグネシウムなどが含まれています。
やわらかいため、小さい子供からお年寄りまで食べやすい食材です。
豆腐は種類も多く、
- 型箱で圧搾し固めに仕上げた「木綿豆腐」
- 圧搾せずやわらかいままの「絹ごし豆腐」
- 木綿豆腐の制作過程でできる「おぼろ豆腐」
などがあります。
料理や好みによって使い分けましょう。
代表的な料理には
- 麻婆豆腐
- 豆腐の味噌汁
- 湯豆腐
- 冷ややっこ
などがあります。
気軽に作れるメニューも多いため、料理初心者でも使いやすい食材といえます。
また、味も付いていないため、どのようなアレンジにもピッタリ合うのが嬉しいところです。
【節約食材8】もやし:30円~50円
【節約食材】おすすめポイント |
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おすすめレシピ |
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節約できる食材ナンバーワンともいえるのが、もやしです。
200グラム程度入った1袋が30円台で販売されているため、家計が苦しい時の強い味方といえるでしょう。
天候に左右されずに安定供給できるため、どの季節に購入しても価格がさほど変わりません。
もやしの特徴は何といっても料理のボリュームアップができるという点ではないでしょうか。
「野菜炒め」や「和え物」など、お腹いっぱい食べたい時にはぜひ利用しましょう。
ちなみにもやしにはカリウムやカルシウムが含まれています。
子供も大人も摂取しておきたい栄養素です。
【節約食材9】鶏むね肉:100g60円~100円
【節約食材】おすすめポイント |
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おすすめレシピ |
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以前は「ぱさぱさしていて食べにくい…」と不評だった鶏むね肉ですが、現在ではヘルシー食材の1つとして人気を集めています。
また、鶏モモ肉など、他の鶏肉の部位よりも安く手に入るところも、節約食材としておすすめの理由です。
鶏むね肉はヘルシーなだけでなくうまみ成分のグルタミン酸なども多く含まれており、味わいも楽しめる食材です。
主なメニューとしては、コンビニでもおなじみの「サラダチキン」、パン粉を付けて揚げる「フライドチキン」など、多くのものがあります。
パサつきを防ぐために調理法は工夫しましょう。
【節約食材10】納豆:70円~100円
【節約食材】おすすめポイント |
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おすすめレシピ |
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納豆はどんな時期でも価格は3パック100円以下とお得な食材です。
そのまま食べられるのはもちろんのこと、アレンジ次第でメインのおかずとしても楽しめます。
また、大豆の加工食品であることから高タンパク質、低カロリー。さらに発酵過程で「ナットウキナーゼ」というものが生成されます。
この「ナットウキナーゼ」は血栓を溶かし分解する働きがあるので、生活習慣病の予防にも役立ちます。
【節約食材11】春雨:30円~50円
【節約食材】おすすめポイント |
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おすすめレシピ |
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カロリーが低く、ダイエット食としても知られている春雨ですが、とにかく安くて便利な節約食材でもあります。
水に戻すと膨大な量になるため、料理にボリュームをプラスしたい時にも便利です。
カロリーが低いため、栄養効果が少ないと思われがちですが、
- 炭水化物
- 鉄分
- カルシウム
- 糖質
など、春雨には豊富な栄養素が含まれています。
- 麻婆春雨
- 春雨サラダ
- 春雨スープ
など、色々な料理にアレンジしやすいのもメリットです。
水に戻すだけで料理のボリュームアップにもなる春雨は、手軽に調理しやすい便利な節約食材ですね。
【再生栽培ができる】節約食材のおすすめ
再生栽培とは、根や葉を水に浸したり、土に埋めたりすると食べられる部分が育つ野菜のことを言います。
別名、リボーンベジタブルとも言われます。今回は数ある再生栽培の中でも、価格が安定して安い豆苗をご紹介します。
【節約食材12】豆苗:100円
【節約食材】おすすめポイント |
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おすすめレシピ |
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安く栄養価も高いと評判の食材が「豆苗」です。
エンドウ豆を発芽させたもので、若芽と茎の部分を食します。
エンドウ豆には
- βカロテン
- ビタミンB
- ビタミンK
- ビタミンA
- 葉酸
- ビタミンC
などの栄養素が多く含まれています。
もやし同様、天候を問わず安定供給できるところが強みです。
豆苗を使ったレシピには、肉や他の野菜とともに炒める「炒め物」、生のままで「サラダ」に、その他には鍋物の具材にするなど、多くのものがあります。
クセのない味のため、野菜が苦手な人にも食べやすいことうけあいです。
さらに、豆苗は「再生栽培」も楽しみの一つです。
若芽と茎の部分を切り落とした種を水に漬けておくと、1週間程度で再度芽が伸びて収穫ができます。
節約のためだけでなく、子供の食育にも役立てることのできる食材です。
これまで紹介した節約食材はネットスーパーでも購入できますよ。
スーパーよりも少々割高ですが、買い物に行く手間や時間を省きたい方はこちらの記事もご覧ください。
節約食材を使った簡単レシピ
ここで、節約食材を使った簡単レシピをご紹介します。美味しく食べられ、家計も助かるメニューばかりです。
ぜひ、日々の料理作りの参考にしてください。
ヘルシーでボリュームたっぷり!「豆腐ハンバーグ」
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ダイエット中だけどボリュームのあるハンバーグが食べたい!という時にピッタリのメニューです。
ツナを入れて食べやすくしているため、子供受けも抜群ですよ!
- 豆腐:1丁
- ツナ缶:1個
- パン粉:1カップ
- だし(カツオなど):小さじ1
- 塩コショウ:小さじ2
- 片栗粉:大さじ1
- 豆腐(水気を切ったもの)とパン粉、塩コショウ、だし、片栗粉、ツナ缶を入れてよく混ぜる。好みで刻みネギを入れてもOK。
- 好みの大きさに整えて油を引いたフライパンで焼いて完成。
お腹いっぱいになる「豆腐とキムチの炒めもの」
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節約しながらお腹いっぱいになりたい人へおすすめのメニューです。
キムチがいいアクセントとなります。
- 豆腐:400g
- キムチ:150g
- スパム:5枚程度
- しょう油:小さじ2
- みりん:大さじ1.5
- ごま油:小さじ2
- キムチとスパムを食べやすい大きさに切る。
- 豆腐は水切りし、食べやすい大きさにちぎる。
- フライパンでごま油を熱し、豆腐とスパムを入れて炒める。十分に火が通ったらキムチを入れてさらに炒める。
- 最後にしょう油とみりんを加えて味付け。お好みで青のりも振りかけてOK。
これだけでも大満足「玉ねぎ丼」
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「食材を買いに行く時間がない!」、「家計がピンチ」という時でも、玉ねぎさえあれば作れるメニューです。
玉ねぎを大量消費したい時にもどうぞ!
- 玉ねぎ:2個
- しょう油:大さじ8
- 砂糖:小さじ4
- みりん:大さじ4
- 酒:大さじ4
- だしの素:小さじ4
- 深めのフライパンで細く切った玉ねぎを炒める
- 火が通ったら調味料をすべて入れて5分ほど煮ると完成。調味料はお好みで加減してください。
まとめ:節約食材をうまく使って楽しく料理しよう
節約を考える時、いちばんに見直しを考えたいのは保険料や携帯電話料金、光熱費などの固定費ですが、その次に見直して欲しいのは食費についてです。
外食を控えて自宅で調理するのはもちろんですが、食材もなるべくお得なものを探してみましょう。ただ、節約食材となると、「栄養が心配」という声が聞こえてくるのも事実です。
今回ご紹介した食材はお得に手に入るだけでなく、栄養価についても優秀なものばかりです。
ぜひ、この中からお好みの節約食材を探してみてくださいね。
- 「うどん」や「卵」のように一パックに複数入っているものを選ぶ
- 「玉ねぎ」のように日持ちする食材を選ぶ
- 「豆腐」のようにそのままでも調理しても食べられる食材を選ぶ
- 安さだけではなく、栄養価も考えて選ぶ
また、献立に困ったときは、節約レシピを利用するのもおすすめです。
「ボリューム重視」「ダイエット」など、目的別に探して見てはいかがでしょうか?
家族でお得な食材や調理法について、いろいろ話し合ってみるのも楽しいかもしれません。
今夜は節約食材を使って、コスパのいい美味しい料理を作ってみてはいかがでしょうか。