家計簿が続かない人必見!続かない理由、続けるコツとおすすめアプリを徹底解説!
今年こそ!とつけ始めた家計簿、もう続かずに白紙になっている方も多いのではないでしょうか。
今回は家計簿が続かない理由と続けるコツをご紹介します。
家計簿が続かない人におすすめのアプリも紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
家計簿が続かない人必見!続かない理由は?
家計簿が続かない理由はさまざまですが、主に次の3つが挙げられます。
- 家計簿を付ける目標を設定していない
- 支出項目を細かく設定している
- 1円単位で計算しようとしている
それでは1つずつ詳しく見ていきましょう。
理由1:家計簿をつける目標を設定していない
家計簿もそうですが、人は何かを習慣づけるためには目標や目的がないと続きません。
またその目標設定も高すぎると、なかなか手が届かないので3日坊主になりがちです。
まずは小さな目標を設定して家計簿を付けてみるのはいかがでしょうか。
家計簿はもう3年間も1円単位でつけている私。もはや趣味。貯蓄の目標がないと結構次の予算オーバーしちゃうのよねえ。(つけてる意味なくね?
— メイちゃん (@maymaymeen) March 21, 2021
貯蓄の目標が明確になると、このように家計簿も習慣化できそうです。
また貯蓄の目標がない人も、諦める必要はありません。
当面の目標は金額どうこうより家計簿を飽きずに続けるというのが最優先です
— カジキ (@blackknight139) March 9, 2021
このツイートのように家計簿を飽きずに続けるという目標でも続けるモチベーションに繋がります。
理由2:項目を細かく設定している
家計簿面倒で続かない派だったけど、家計簿をかなり大雑把につけられるアプリで雑にメモしてたらかれこれ3年弱続いたからオススメかも
— ゃ (@RIsk_FReE_07) March 8, 2021
家計簿を付けようとするときに、多くの人はムダ遣いを減らすため、たくさんの項目を設定しがちです。
でも実際に毎日家計簿を付けてみると、レシートを見ながら仕分けするのはなかなか大変。
日常生活の支出を正確に仕分けようとすることがストレスとなり家計簿を続けられなくなってしまいます。
理由3:1円単位で計算しようとしている
先日、お客さまから「家計簿は続かないし、収支の把握もできてない」って相談を受けた。
実はこのお悩みってけっこう多い。収支の把握は1円単位でやろうとするとハードルが上がるから、私はあくまでざっくりとしかやらない。
そして、優先順位は固定費→変動費。自分に合ったやり方でやればOK♪
— なゆ@教育費をポイントで稼ぐママ助産師 (@mw_nayu) March 20, 2021
家計簿をはじめようとすると、気合を入れ過ぎてつい1円単位で計算しようとしがちです。
でも100円単位にしてもそれほど残高は変わりません。
実際に1週間の支出を1円単位で計算したものと100円単位で計算したものを比べてみました。
1円単位の支出 | 100円単位の支出 | |
2021年3月1日 | 1035円 | 1000円 |
2021年3月1日 | 823円 | 800円 |
2021年3月1日 | 3585円 | 3600円 |
2021年3月1日 | 785円 | 800円 |
2021年3月1日 | 987円 | 1000円 |
2021年3月1日 | 1143円 | 1100円 |
2021年3月1日 | 2554円 | 2600円 |
合計 | 10,912円 | 10,900円 |
1週間の支出の誤差はたったの12円です。
1ヶ月になると誤差は数百円くらいになるかもしれませんが、この誤差が家計や貯蓄に与える影響はほとんどありません。
家計簿を続けるコツを徹底解説!
家計簿を続けられない理由が分かったところで、ここからは家計簿を続けるコツを5つご紹介します。どれも簡単にできるものばかりなので、ぜひ今日から試してみてください。
【家計簿を続けるコツ 1】具体的な目標を決める
意外と忘れている人が多いのですが、まずもっとも大切なのが、目標を決めることです。
など、具体的に決めるとよいですね。
目標を定めることで、モチベーションもアップし、家計簿をつけるのも楽しくなります。
また、目標へたどり着くためにはどうするべきか、具体策も立てやすくなりますよ。
家計簿のトップページに書いておいたり、紙に書いて目に付きやすい場所に貼っておいたりするのもおすすめです。
【家計簿を続けるコツ2】細かく書き過ぎない
家計簿を挫折してしまう人に多いのが、明細を細かく書きすぎてしまうことです。
はじめのうちは張り切って記入していても、後になるにつれ面倒になってしまうケースが少なくありません。
まとめ買いしたあとにレシートを見ながら、品物ひとつひとつの金額を写して書くのは大変。「食費:スーパー ◯◯円」程度の情報で十分です。
また、正確な金額を忘れてしまってもだいたいの金額で大丈夫。
1円単位で細かく記入することに気を取られすぎず、家計簿をつける本来の目的を忘れないようにしましょう。
【家計簿を続けるコツ3】項目分けはざっくりと
使った費用を項目別に記入するのはざっくりでOKです。
家計簿をつける上で悩みやすいのが費用の項目分け。ここでつまづいて、家計簿をつけるのが面倒になってしまうケースも多いものです。
とはいえ、はじめのうちは「ざっくり」の基準が分からないこともあるでしょう。
たとえば、コンビニで買ったお弁当は食費なのか外食費なのか、100円ショップで衝動買いしたかわいいキッチングッズは日用品費なのか娯楽費なのか、など。
いずれも明確な決まりはなく、自分に合ったルールでつけましょう。コンビニのお弁当は1,000円以下なら食費、超えたら外食費のように大まかなルールで構いません。
はじめのうちにガチガチにルールを決めてしまうより、途中でルールを変更してもOKくらいの気持ちで取り組んだ方が長続きします。
【家計簿を続けるコツ4】自分に合ったツールを選ぶ
家計簿といえばノートが一般的でしたが、最近ではアプリ管理する人も増えてきています。
ノートはカスタマイズしやすいのがポイント。
日記やレシピ、メモなども合わせて残せるなど、自由度の高さが魅力です。マスキングテープやシールを使って自分好みの1冊に仕上げられるのも楽しいですよね。
一方アプリは、金額を入れるだけで自動で計算してくれたり、レシートを撮影すれば自動で金額をデータ化してくれたりといった高い機能性が魅力です。
さらに家族との共有や、銀行口座の残高管理など、まだまだできることは増えています。
それぞれにメリットはあり、一概にどちらが優れているというわけではありません。好みやライフスタイルに合わせて、自分にぴったりのツールを選びましょう。
【家計簿を続けるコツ 5】クレジットカードを活用
そんな方におすすめなのが、クレジットカードの活用です。
クレジットカードと家計簿アプリをあらかじめ連携しておけば、カードを利用するたびに家計簿アプリに支出が登録。
アプリを見れば
- どこでいくら使ったか
- 1ヶ月で使える残りのお金はいくらか
を確認できるので、ムダ遣いの防止にもつながります。
貯金口座とも連携すれば、貯金へのモチベーションにも繋がりますよ。
また現金支払からクレジットカード支払に変えることにより、買い物する毎にポイントも貯められます。
家計簿が続かない人も大丈夫!おすすめアプリ3選
家計簿はノートに手書きが一番いいと思われがちですが、続かない人こそアプリがおすすめです。
レシート撮影での自動入力機能はもちろんのこと、クレジットカードやキャッシュカードと連携できるアプリもあります。
そこで今回は、家計簿が続かない人におすすめのアプリを3つご紹介します。
おすすめアプリ | URL | おすすめポイント |
Moneytree | iOS Google Play |
2700社以上の金融サービスと連携可能 |
LINE家計簿 | iOS Google Play |
トーク入力画面に支出をメモするだけで家計簿アプリに自動入力 |
レシーピ | Google Playのみ | 購入した商品に合った料理レシピを紹介してくれる |
Moneytree
- 国内最多2700社以上の金融サービスと連携可能
- 日本プライバシー認証機構の『TRUSTe』を取得
キャッシュレス派の人におすすめしたいのが、家計簿アプリ「マネーツリー」です。
国内最多の2700社以上の金融サービスと連携でき、さらに各種カードのポイント管理もできる優れものです。
セキュリティ対策もしっかりしており、日本プライバシー認証機構の『TRUSTe』を国内ファイナンス業界初で取得しています。
そして、これらの機能がすべて無料で使えるというのがマネーツリーの最大のメリットではないでしょうか。
ただこちらのアプリはキャッシュレス派の方向けのため、今や家計簿アプリの定番となっているレシート自動入力機能はありません。
現金での支出は全て手入力となるので、現金派の方は他のアプリを利用した方がよさそうです。
LINE家計簿
- トーク入力画面に支出をメモするだけで家計簿アプリに自動入力
- 収入の日割り計算が表示されるので、使い過ぎを防止できる
無料通話アプリのLINEが提供している家計簿アプリです。
メモ感覚で支出をトークに入力したり、レシート画像を添付したりすることで、自動的に家計簿に登録されます。
例えば、【ランチ 700円】とLINE家計簿に入力すると次の画像のように家計簿に登録されます。
項目を自動振り分けしてくれるのも嬉しいポイントですね。
さらに手取り金額を入力することで、【今日使えるお金】を自動計算する機能もあります。【今日使えるお金】は家計簿のTOP画面に表示されるので、使い過ぎを防止できます。
使い勝手のいい万能家計簿アプリですが、口コミによるとバグや不具合が度々みられるようで、使いたくても使えないときがあるそうです。
レシーピ
- レシート撮影をすると購入した品に合ったレシピを教えてくれる
- 対象商品を購入したレシートを撮影するとポイントがもらえる
レシーピは累計300万ダウンロードを突破した、レシート撮影に特化した家計簿アプリです。このアプリは他の家計簿アプリと違い、【家計簿をつける楽しさ】を提供しています。
例えば、食材を購入してレシピを撮影すると、その食材を使った料理レシピが表示されます。献立を考えるのが大変なママにとって、嬉しい機能ですよね。
さらにレシーピでは【レシートリワード】というサービスを行っており対象商品を購入すると
- dポイント
- nanacoポイント
- 楽天Edy
のポイントが貯まります。
アプリ内でキャラクターが選べて、レシートを撮影するごとにキャラクターから励ましのコメントももらえます。
レシート撮影・入力機能に特化していますがクレジットカードの連携には対応していないので、キャッシュレス派の方には不向きのようです。
まとめ:家計簿が続かない時はツールを活用しよう
家計簿をつけようとすると、つい気合が入ってしまい1円単位で計算したり、項目をしっかり振り分けようとしてしまったりしがちです。
細かくし過ぎると自分自身の首を締めるだけでなく、家計簿を付けるのが目的となってしまい続けることが難しくなります。
- 家計簿の項目はざっくりでOK、1円単位の計算も必要なし
- 家計簿アプリを活用して記録を習慣化しよう
- 家計簿を続けるための貯金目標を明確にしよう
家計簿を続けるコツはムリなく楽しく付けること。
そのためには家計簿アプリなどを活用し、自分なりの方法を見つけていきましょう。