朝型生活・朝活には4つのメリットがある!無理なく切り替えるコツも紹介
目覚まし時計を早い時間にセットするなど努力はしているけれど、生活パターンを変えられないと悩んでいる人は意外と多いのではないでしょうか。
「まだ余裕があるからもう少し寝よう。」と2度寝をし、結局いつもの時間に起きてしまうという経験をしてきた人も少なくないでしょう。
しかし、この記事にたどり着いたあなたは、自分の行動を変えるのに一番大切な「朝型生活や朝活をしたい!」という意欲をもっているはず。
その意志が強ければ強いほど、生活スタイルを変えられます。
そこで今回は、朝型生活になれるコツや朝活を生活に導入する方法について解説いたします。
これまで自己流で朝型生活シフトに失敗してきた人や、朝活をして充実した生活を送りたい人は、この記事を読めば朝型生活にスイッチするコツがつかめますよ。
あなたの朝型生活を後押しするはずなので、ぜひ最後までお読みください。
では、さっそく1つずつ解説していきましょう。
- 朝型生活・朝活のメリット
- なぜ朝型生活の人と夜型生活の人がいるのか
- 朝型生活に無理なく切り替えるコツ
さて、朝型生活シフトへのコツをチェックしてみましょう。
朝型生活・朝活には4つのメリットがある
朝型生活・朝活のメリットを知ると、さらにモチベーションが高まるはずです。それでは、代表的な4つのメリットをご紹介します。
メリット1:規則正しい生活ができて健康になる
「早起き」のためには「早寝」が近道です。
毎日ばらばらの時間に寝るのではなく、規則正しい睡眠習慣をつけることで体内時計が整い、身体の回復機能も高まり健康になります。
体内時計をリセットするには朝日を浴びることが効果的です。
睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌が増加するのは、日光を浴びて約14-15時間後であるため夜になると自然と眠くなります。
メリット2:仕事や勉強に集中できる
ずばり朝は1日の中で1番脳が活性化されている時間。
脳には睡眠によって前日の記憶を整理・リセットされる仕組みがあり、睡眠により脳がフレッシュ状態の朝は1日のうちで最も集中力、思考力、やる気が高まります。
その時間帯に仕事や勉強をはじめると集中できますよ。
メリット3:時間に余裕ができる
当たり前なのですが、早起きすると時間に余裕ができます。
想定外のことが起こっても余裕をもって対処できたり、何もなければコーヒーを飲みながら読書をしたりする時間もできます。
そういった時間の余裕は心にも余裕にもつながるのです。
子育て中の人は、「早くして!」とイライラ怒ることが減るかもしれませんよ。
メリット4:精神が安定してポジティブ思考になる
やらなければならない事だけに時間を消費されて毎日忙しく過ごしていると心が疲れてきますよね。
しかし早起きし、余白ができた時間を自分と向き合う時間やリフレッシュする時間にあてることで、自己肯定感が高まりポジティブ思考につながっていきます。
なぜ朝型生活の人と夜型生活の人がいるの?
朝型は健康的で夜型は不規則な生活を送っているというイメージもありますが、近年の研究でその生活パターンは遺伝子によって決まっているという発表がありました。
しかしながら遺伝子で夜型生活の体質であっても、夜型の生活が続くと自律神経のバランスが崩れやすくなりやすく心身ともに不安定になる傾向があります。
そして、たとえ夜型人間の体質だとしても努力をすれば変えられるものという報告もありますので、夜型生活から朝型生活に変えたいと思っている方は諦めずにチャレンジしましょう。
朝型人間になるには?朝型生活にムリなく切り替える5つのコツ
夜型人間の人がいきなり朝早く起きるのは難しいものです。
最初は根性で頑張って早起きしても、日中に眠くなったり体調を崩したりして長続きしないでしょう。
夜型人間の人が朝型人間になるには、5つのコツがあります。
- 起きる時間を少しずつ早める
- 16時以降のカフェイン摂取を控える
- 寝る前の2時間はスマホ・デジタル機器を触らない
- 早起きしたときのご褒美を用意する
- 体調がすぐれないときはムリせず寝る
これらのコツを知って、ムリなく朝型人間になりましょう。それでは1つずつ解説します。
起きる時間を少しずつ早める
よくあるのが一気に理想の起床時間に目覚ましをセットする方法。
しかしながらこの方法は「日常を脅かす変化」であり、体内時計もその変化についていけずに疲れるのでなかなか継続できずに失敗に終わることが多いです。
そうではなく、徐々に体内時計を調整して習慣化していくことが身体の抵抗が少なくてすむのでおすすめです。
まずは15分早めの行動を心がけてみましょう。朝の15分は大きいので、それが成功体験となって継続化のモチベーションになるはずです。
16時以降のカフェイン摂取を控える
眠気覚ましといえば、カフェインがおなじみですね。
カフェインの効果に個人差はありますが約4時間ほど持続し、8時間ほどで体内から半減すると言われています。
カフェインが含まれているコーヒー、紅茶、そしてチョコレートなどの刺激物はその作用からその日の体内時計を乱し、入眠を妨げる可能性があります。
したがって、16時以降もしくは就寝時刻の5時間前からこれらの摂取は控えると、よい睡眠習慣が身に付きやすくなるでしょう。
寝る前の2時間はスマホ・デジタル機器を触らない
スマホやパソコン等のデジタル機器のLEDの光にはブルーライトが多く含まれています。
ブルーライトは睡眠ホルモンのメラトニンを出にくくさせる作用があるため体内時計を乱してしまいます。
カフェイン同様、入眠困難を引き起こす可能性があるので、就寝前数時間はあまりスマホやデジタル機器の画面を見つめない方がよいでしょう。
早起きしたときのご褒美を用意する
起きる時間だけが目標になっても、「することがないし・・・。」と布団でダラダラとしたり、運動や勉強といった理想の朝活をするのはめんどくさいと思うこともありますよね。
そういった気持ちへの対策には「ご褒美」が効果的!
例えば、
- 朝食に美味しいものを準備
- 読書
- 音楽鑑賞
- 動画チェック
- ネットサーフィン
など自分だけのお楽しみを朝に切り替えるご褒美です。
日中、忙しく過ごし、夜にそういった時間をもうけたい気持ちはわかります。
しかしながら、それらを夜にすることは、脳を刺激しなかなか寝付けなくなることが多いのが事実です。
少し我慢して朝のご褒美として切り替えることが、早寝早起きの睡眠習慣がつきやすくなるコツですよ。
体調が悪いときはムリせず寝る
体調が悪いときにムリをすると心身ともに支障をきたすこともあるので、そういった時にムリは禁物です。
早寝早起きは、睡眠時間などの規律を持ちながらも柔軟性がないと続けることが難しい習慣。
「いつも通り」を維持させるための脳のつぶやきなのか、本当に体調が悪いのか見極めていくことが大切です。
まとめ:朝型生活は1日にして成らず!焦らずゆっくり切り替えよう
今回は、朝型生活のメリットや切り替えるコツをお伝えしました。
これまで一気に朝型生活に切り替えようとして、挫折していた理由がわかった人も多いのではないでしょうか。
朝型生活への切り替えは体内時計と脳にコツコツと覚えさせていく必要があります。
社会生活を送っていると、自分の設定した睡眠時間が守れないこともありますよね。
そういったことも多少はOKにする柔軟さと、朝活を続ける堅実な意志が成功へのカギになります。
- 朝型生活は心身ともに健康になる
- 「早起き」のためには「早寝」が近道
- 入眠がスムーズになる行動を心がける
- 夜型生活から朝型生活への切り替えはムリなくゆっくり行う
一度、身体と脳に朝活が「いつも通り」と覚えさせればそのメカニズムが後押ししてくれるので、それまでは少しずつ焦らず切り替えていきましょう。
夜型生活から朝型生活に切り替えた後には、理想の生活スタイルが待っているはずです。