【2020年最新】マイナンバーポータルサイトでできること8つ!利用するのに必要なものは?
新型コロナウイルス感染症関連の特別給付金申請の報道ですっかりおなじみとなったマイナンバー。
さまざまな手続きに使えるマイナンバーのポータルサイト「マイナポータル」があることをご存知でしょうか?
今回はマイナポータルについて詳しくご紹介します。
マイナポータルの使い方がわかれば、公的サービスの手続きを自宅でできたり、最新情報を手に入れたりすることができますよ。
マイナポータルの使い方を一緒に学んでいきましょう!
【2020年最新】マイナンバーポータルサイトでできること8つを紹介
まずは、マイナンバーのポータルサイト「マイナポータル」でできることを挙げていきます。
- 特別定額給付金の申請
- 健康保険証利用の申込
- 自分の個人情報の確認
- 情報提供等記録表示
- お知らせの確認
- 民間送達サービスとの連携
- 子育てワンストップサービス(ぴったりサービス)
- 公金決済サービス
これらの中に、自分の生活に関係するものがある!という人もいるのではないでしょうか。
では、1つずつ解説していきます。
できること1:特別定額給付金の申請
新型コロナウイルス感染症緊急経済対策として、国民1人あたり10万円の特別定額給付金が支給されたことは記憶に新しいでしょう。
このような給付金の申請をマイナポータルならスマートフォンまたはパソコンでできます。
書類を記入し、郵送する手間もないため、その分の時間が節約できるというメリットもありますよ。
今回の特別給付金申請は2020年8月31日で終了しましたが将来、別の特別給付金支給が決定した場合も、ポータルサイトからの申請ができる可能性が高いと思われます。
今のうちに覚えておきましょう。
できること2:健康保険証利用の申込
2021年3月よりマイナンバーカードが、健康保険証として利用できる予定です。
医療機関を受診する場合、マイナンバーカードさえ持っていれば、健康保険証を持参しなくてもよくなるのです。
ただし、健康保険証として利用する場合は事前申請をしないといけません。
この申請もマイナポータルから行えます。(※申請開始は2020年12月予定)
マイナンバーカードを健康保険証として利用できるようになると、転職や退職をしたときに、健康保険証を変更する必要がなくなります。(※保険者への届け出は必要)
ちなみに、2023年3月末までには、おおむねすべての医療機関・薬局でマイナンバーカードの健康保険証が利用できるようになる予定です。
できること3:自分の個人情報の確認
税金や社会保障、給付金の支給状況など、自分の個人情報もマイナポータルから確認できます。
できること4:情報提供等記録表示
マイナポータルでは、行政関連の審査や手続きを行った際、自分の情報がどこの機関でどのように利用されたかが確認可能です。
やり取りの記録だけでなく、時期も見られるようになっています。
できること5:お知らせの確認
行政機関から発信されるお知らせを確認できます。お知らせは任意で保存しておくことも可能です。
できること6:民間送達サービスとの連携
希望すれば、民間送達サービスの通知をマイナポータルから確認できます。
具体的には、
- 金融機関の取引報告書
- クレジットカードの支払明細書
- 電話利用料金
- 公共料金の領収明細書
などが確認可能です。
できること7:子育てワンストップサービス(ぴったりサービス)
子育てに関する届け出もマイナポータルから手続きできます。
たとえば
- 児童手当等の現況届
- 児童手当等の受給事由消滅の届出
- 児童手当等の額の改定の請求及び届出
- 保育施設等の現況届
- 保育施設等の利用申込
- 児童扶養手当の現況届
などがポータルサイトから手続き可能です。
できること8:公金決済サービス
マイナポータルからクレジットカードや、ネットバンキング(ペイジー)を利用しての公金決済ができるようになっています。
マイナンバーポータルサイトを利用するのに必要なもの
ご紹介したように、マイナポータルは非常に便利なサイトです。
ただし、何も持たない状態では全てのサービスを利用できません。
利用する際に準備しないといけないものをご紹介します。
マイナンバーカード
マイナポータルを利用する場合、必要になるのがマイナンバーカードです。
自分のページにログインする時も、マイナンバーカードを使ってログインします。
(2次元バーコードを利用したログイン方法もあります。)
マイナンバーカードの申請については以下の記事をご覧ください。
現在、マイナンバー交付申請から、交付通知書が発送されるまで、おおよそ1ヵ月程度かかっています。
なるべく早く手元に届くように、申請は早めに行いましょう。
PC+カードリーダー、または、NFC対応スマートフォン
マイナンバーカードが届いた後、マイナポータルサイトを利用するためには、アカウント開設およびログインが必要です。
ログインの際はマイナンバーカードだけでなく、カードを読み取るカードリーダーが必要になりますので、こちらも準備しておきましょう。
カードリーダーを接続するパソコンも必要です。
マイナンバーカード対応のICカードリーダー一覧は以下をご覧ください。
カードリーダーがない場合は、二次元バーコードを利用しログインすることも可能です。
なお、スマートフォンとパソコンをBluetoothで接続し、スマートフォンをカードリーダーとして利用することもできます。
その際はNFC対応スマートフォンに限られますので気を付けてください。
NFC対応スマートフォンの一覧は以下をご覧ください。
ただし、スマートフォンをカードリーダーとして利用するのは、2020年9月から2021年3月末まで行われる期間限定の施策「マイナポイント」などの申請の時のみです。
この方法ではログインはできません。
カードリーダーを保有しておらず、スマホのみの場合は、二次元バーコードを利用したログインを利用しましょう。
マイナポータルアプリ
スマートフォンでマイナポータルを利用したい場合は、「マイナポータルアプリ」をインストールしてください。
このアプリではマイナポータルへのログインだけでなく、
- マイナンバーカードのパスワード変更
- ぴったりサービスの申請
なども行うことができます。
スマートフォン上から各種手続きを行いたいのならば、ぜひインストールしておきましょう。
マイナポータル対応機種
ほとんどのスマートフォンでは、マイナポータルアプリを問題なくインストール、使用することができます。
しかしながら、古い機種の場合は対応していないケースもありますので、事前にチェックしておきましょう。
2020年8月25日時点で、
- 【iOS】(合計12機種)
- 【Android】(合計208機種)
の機種が対応しています。
詳しくは以下のサイトをご確認ください。
まとめ:マイナンバーポータルサイトは今後ますます便利になる予想
マイナンバーポータルサイト「マイナポータル」では、マイナンバーカードのパスワード変更だけでなく、各種申請も可能となっています。
今までは、わざわざ混んでいる役所に行って手続きしていた申請も、家から簡単に行えるようになっていく予定です。
今すぐに使わない人も、今後のために、マイナポータルについて知っておきましょう。
- マイナポータルでできることは今後ますます増えることが予想される
- マイナポータルの利用にはマイナンバーカードが必要
- マイナポータルでは個人情報ややり取りの確認だけでなく電子申請も可能
マイナポータルは今後ますます使える機能が多くなっていくと予想されます。
まだ、マイナンバーカードを持っていない人は急いで申請しておくことをおすすめします。