マイナンバーカードの申請方法!交付されるまでの流れや相談窓口についても解説
マイナンバーカードを持っていると、国民一律10万円の特別定額給付金の申請が早くできるとのことで、多くの人がこぞってマイナンバーカードの申請に向かいました。
しかしながら、いざ申請しようとするとどうすればいいのか分からない…という人が多いのではないでしょうか。
申請方法が面倒くさそうだから、マイナンバーカードを作るのを見送ったという人もいるでしょう。
そこでこの記事では、マイナンバーカードの申請方法や交付までの流れについて解説します。
マイナンバーカードの申請を検討している人やマイナンバーカードの申請方法がよく分からない人もこの記事を見れば、申請方法を理解することができますよ。
それでは、ぜひ最後までお読みください。
では1つずつ説明していきましょう。
- マイナンバーカードの申請方法が分かる
- マイナンバーカードを申請してから交付されるまでの流れが分かる
- マイナンバーカードの有効期限が分かる
マイナンバーカードの申請方法を確認して、マイナンバーカードを取得しましょう!
マイナンバーカードの申請方法!4つの方法から1つ選ぼう
マイナンバーカードの申請方法は以下の4つです。
- パソコンによる申請
- スマホによるの申請
- まちなかの証明写真機からの申請
- 郵送による申請
いずれの方法も「個人番号カード交付申請書」が必要になります。
個人番号カード交付申請書とは、マイナンバー通知カードが自宅に届いたときに、同封されていた書類です。
マイナンバー通知カードから交付されたのは、2015年なのでもう紛失してしまった方もいらっしゃるかもしれませんね。
個人番号カード交付申請書を紛失してしまった場合は、
- お住まいの市町村窓口で交付申請書の手続きを行う
- マイナンバーカード総合サイトより申請書をダウンロードし郵送する
のいずれかの方法で、個人番号カード交付申請書を取得する必要があります。
なお、2の手続きはマイナンバーが分かっている人しかすることができないので、ご注意ください。
窓口で申請した場合は、その場で申請書を受け取ることができます。
郵送で手続きした場合、申請書が届くのが約2~4週間かかりますので、早めの手続きをおすすめします。
パソコンによる申請
パソコンによるマイナンバーカードの申請方法は以下の通りです。
- デジタルカメラで顔写真を撮影してパソコンに保存する
- 個人番号カード交付申請書のWEBサイトにアクセスする
- 画面にしたがい必要事項を入力する
- 顔写真を添付して送信する
パソコンによる申請では、交付申請書に記載している申請書のID(半角数字23桁)を入力する必要があります。
申請書のIDに誤りがあると正しくカードが発行されないので、間違いのないように注意して入力しましょう。
スマートフォンによるの申請
スマートフォンによる申請方法は以下の通りです。
- スマホのカメラで顔写真を撮影する
- 個人番号カード交付申請書のQRコードを読み込んで申請書WEBサイトにアクセスする
- 画面にしたがい必要事項を入力する
- 顔写真を添付して送信する
スマートフォンでの申請方法はパソコンの申請とほぼ同じです。
本人確認の写真をわざわざパソコンに取り込む必要がないので、忙しい方やスマートフォンの扱いに慣れている方は、この申請方法をおすすめします。
まちなかの証明写真機からの申請
就職活動や免許更新などに必要な証明写真を撮る【証明写真機】でも、マイナンバーカードの申請をすることができます。
パソコンやスマートフォンの扱いに慣れていない方や、証明写真を撮る機会がある方はこちらの方法を選ぶといいでしょう。
- タッチパネルから「個人番号カード」を選択する
- 撮影用のお金を入れる
- 個人番号カード交付申請書のQRコードをバーコードリーダーにかざす
- 画面の案内にしたがい必要事項を入力する
- 顔写真を撮影して送信する
まちなかの証明写真機は、対応している写真機と対応していない写真機がありますので、ご注意ください。
郵送による申請
郵送による申請方法は以下の通りです。
- 個人番号カード交付申請書に署名する又は記名・押印して顔写真を貼り付ける
- 個人番号カード交付申請書の内容に間違いがないかを確認する
- 送付封筒に入れて、郵便ポストに投函する
郵送による申請は、1番簡単な申請方法ですが、
- 個人情報番号カードに貼りつける証明写真を撮る
- 郵送のため切手・封筒を購入
- 申請書をポストに投函
という3つの手間があるため、忙しい方や申請にお金をかけたくない方にはおすすめできません。
マイナンバーカードを申請してから交付されるまでの流れ
マイナンバーカードを申請したら市区町村から白い封筒に入った「交付通知書」という書類が届きます。
交付通知書とは市区町村がマイナンバーカードの交付の準備ができたことを知らせる通知書です。
交付通知書には、マイナンバーカードの交付場所と受取期限が書いてあります。
交付通知書が届いたら
- 交付通知書
- 通知カード
- 本人確認書類
- 住民基本台帳カード(持っている人のみ)
を持って、交付通知書で指定された場所にマイナンバーカードを受け取りに行きましょう。
なおマイナンバーカード受け取りのときに必要な、本人確認書類として認められるのは以下の書類です。
- 住民基本台帳カード
- 運転免許証
- 運転経歴証明書(交付年月日が平成24年4月1日以降のものに限る)
- パスポート
- 身体障害者手帳
- 精神障害者保健福祉手帳
- 養育手帳
- 在留カード
- 特別永住者証明書
- 一時庇護(ひご)許可証
- 仮滞在許可証
もしこれらの書類を持っていないという人は「氏名・生年月日」もしくは「氏名・住所」が記載されている市区町村長が認める書類が2点必要です。
- 健康保険証
- 年金手帳
- 社員証
- 学生証(学校名が記載された各種書類)
- 預金通帳
- 医療受給者証のいずれか2点
交付窓口で本人確認をして、暗証番号を設定することでマイナンバーカードが交付されます。
暗証番号は自由に決めることができますが、悪用されないよう簡単な数字の並び、生年月日、自宅の住所などの推測されやすい番号を登録しないようにしましょう。
またマイナンバーカードを受け取る本人が病気や身体の障害、やむおえない理由によって交付場所に来れないという場合は、代理人がカードの受取りをすることができます。
申請したらどれくらいで手元に届く?
マイナンバーカード交付に必要な交付申請書が発送されるのは概ね1カ月です。
申請書に不備があった場合や混雑しているときはそれ以上かかる場合がありますのでご注意ください。
申請してからすぐに入手することはできないので、早めの申請をおすすめします。
マイナンバーカードが届いたらマイナポイントの手続きも早めにしましょう!
詳しくは以下のページをご覧ください。
マイナンバーカードの申請は未成年もできる?
マイナンバーカードの申請は未成年でも可能です。
出生届を提出して住民票の登録をして住民票ができた時点で申請することができますよ。
15歳未満の場合は、法定代理人である親や祖父母など、親権を持っている方が申請を行います。
法定代理人が申請をした場合、マイナンバーカードの受取は、本人だけではできず法定代理人も同行する必要があります。
マイナンバーカードには有効期限がある
マイナンバーカードには有効期限があります。ですので引き続きマイナンバーカードを利用する人は有効期限までに住んでいる市区町村にて更新の手続をしましょう。
有効期限はマイナンバーカードの表面に印字されているので確認しましょう。
更新手続に必要な持ち物および更新手数料に関しては市区町村によって異なるため、住んでいる市区町村のホームページや窓口で確認しましょう。
マイナンバーの有効期限は、20歳以上と20歳未満と年齢によって違います。
- 20歳未満の人は発行から5回目の誕生日
- 20歳以上の人は発行から10回目の誕生日
有効期限が切れないうちに更新の手続きをしましょう。
万が一、有効期限前にマイナンバーを紛失してしまった場合は、以下の記事を読んで再発行しましょう。
マイナンバーカードの申請方法について迷ったときは?
マイナンバーカードの申請方法について迷ってしまったときは、電話もしくは問い合わせフォームにて質問することができます。
- 電話:0120-95-0178
- 電話受付時間:平日9時30分~20時00分、土日祝9時30分~17時30分(年末年始 12月29日~1月3日を除く)
- 問い合わせフォーム
マイナンバーカードの申請の問い合わせは混み合っていることが多いので、まずは「よくあるご質問」で疑問が解決できるか探してみましょう。
解決できなかったときは、電話や問い合わせフォームを利用しましょう。
まとめ
ということで今回はマイナンバーカードの申請方法について説明してきました。
マイナンバーカードの申請方法は4つあるので、自分にあった申請方法を選びましょう。
申請したら交付通知書が送られてきて、これを持って指定された場所の窓口にいかないとマイナンバーカードが受け取れないのでご注意ください。
- マイナンバーカードを申請するには「個人番号カード交付申請書」が必要
- マイナンバーカードの申請方法は4つある
- 「交付通知書」にマイナンバーカードの受け取り場所が記載してある
- マイナンバーカードを受け取るには1カ月ほどかかる
- 有効期限があるので期限が切れる前に更新の手続が必要
マイナンバーカードが手に入るのは1カ月ほどかかるのですぐには手に入らないということを覚えておきましょう。
余裕を持って申請することをおすすめします。