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保険の「積立」と「掛け捨て」はどちらがオススメ?違いと特長を徹底比較

保険の「積立」と「掛け捨て」はどちらがオススメ?違いと特長を徹底比較
店長ゆき
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保険に加入する時、どの保障を付けるのかの次に考えるのは積立と掛け捨てどちらがいいのか、というところではないでしょうか。

積立ならば解約後に返戻金がある、でも、何年掛ければ掛金よりも払戻金が多くなるのかが分からない。

また掛け捨ての方は保険料が安そう、でも十分な保障があるのか不安という人も多いでしょう。

とりあえずで入ったら後々後悔することになるかもしれません。

今回は保険の積立と掛け捨ての特徴、そしてどちらを選ぶといいのかを見ていきます。

  • 積立と掛け捨ての特徴
  • 積立と掛け捨てのメリットとデメリット
  • 自分には積立と掛け捨てのどちらが合っているのか

積立保険と掛け捨て保険の特徴を知って、今の自分にはどちらの保険が合っているのかを知りましょう。

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保険の「積立」と「掛け捨て」はどちらがオススメ?

保険の「積立」と「掛け捨て」はどちらがオススメ?
保険の中でも積立と掛け捨てがあることはよく知られています。どちらがオススメなのかも気になるのではないでしょうか。

残念ながらどちらがオススメなのかは断言できません。

その理由ですが、人によって保険に求めるものは違うからです。

人によっては積立の方がお得になる場合もありますし、掛け捨ての方がいいこともあります。

また、結婚や出産などのライフイベントを経ることで積立と掛け捨て、どちらが自分に合うのかが変わることもあります。

一度加入したからといって、それがお得な状況が一生続くわけでもありません。

  • 積立型と掛け捨て型、どちらがオススメかは人によって違う
  • ライフイベントを経ることでどちらが合うかが変わる場合もある

 

生命保険の「積立」と「掛け捨て」について

生命保険の「積立」と「掛け捨て」について
契約者(被保険者)に万が一のことが起こった時に保険金が出る生命保険。家族を持つ人ならばぜひ加入しておきたい保険です。

まずは保険に加入する前に、何を求めているかを明確にしておいてください。

おおよそ以下のことが思い浮かぶのではないでしょうか。

  • 残される家族のために死亡時の保障を充実させたい
  • 保険料をなるべく抑えたい
  • 解約してもお金が戻ってくる方がいい
  • 生命保険の保障期間は10~20年ほどでいい

これらを頭に入れた上で積立・掛け捨てのどちらを選ぶか考えましょう。

「積立」生命保険について 積立の生命保険は解約返戻金があってお得!

積立型の生命保険がお得なのは解約返戻金がある点です。

学資保険のように、ある程度の期間が過ぎれば払込保険料よりも高い返戻金が約束されているものもあります。

そのため、貯蓄代わりに加入する人もいるのが特徴です。

ただ、注意しないといけないのは解約のタイミングによっては解約払戻金が払い込んだ保険料を下回ってしまう可能性がある点です。

加入する際は、解約払戻金が払い込んだ保険料をいつ上回るかのシミュレーションを確認しておきましょう。

なお、生命保険には、終身払い込みタイプではなく数年~数十年で支払いを終わらせる「払い済みタイプ」もあります。

終身払いタイプよりも払い済みタイプの方が、解約返戻金が払込金額を上回る時期が到来するのが早いため、資金に余裕があるならば払い済みタイプを検討することをおすすめします。

「積立」生命保険のメリット

積立型の生命保険のメリットは解約返戻金だけではありません。

解約するまで保障がある「終身保険」タイプであることも積立型の魅力です。

10年後や20年後までの保障ではなく、数十年単位で保障が欲しいという人には、終身保障がある積立型がいいでしょう。

また、契約が途切れず続くため、保険料が終身変わらないのもメリットです。

毎年出ていく金額が一定であることで、お金の計画も立てやすくなるはずです。

「積立」生命保険のデメリット

では、積立型の生命保険のデメリットも確認しておきましょう。

まずは掛け捨て型に比べ保険料が高めである点です。

何十年も継続して払い続けることができるかを考えておきましょう。

また、契約途中で保障を増やすことはできません

もし追加で保障を増やしたいならば新たに追加で保険に加入しないといけないのです。

追加加入部分の保険料は契約時年齢で決まってしまうため、思ったより保険料が高くなる可能性もあります。

「掛け捨て」生命保険について 掛け捨てで保険料を抑えよう!

もし保険料を抑えたいのならば、掛け捨て型の生命保険を検討しましょう

同じ保険金額ならば、掛け捨ては積立よりも保険料が低いのが一般的です。

「掛け捨て」生命保険のメリット

掛け捨て型生命保険は保障が一定期間で終わる「定期保険」でもあります。

もし「定年まで」「80歳まで」など、保障が必要な期間が決まっているのならば定期保険がぴったりです。

また、10年ごとなどに保障を見直したい人にも掛け捨て型生命保険の方がメリットは多いといえるでしょう。

保障が切れるタイミングで見直すことができるためです。

「掛け捨て」生命保険のデメリット

掛け捨て型の生命保険のデメリットは、保障が切れ契約更新する際に保険料が変わってしまう点です。

特に年齢が高くなってからの更新の場合、予想以上に保険料が高くなってしまうこともあります。

定年後に高い保険料を払い続けることになるかもしれません。

そして、契約更新の最終年齢が決まっている場合がある点にも注意が必要です。

例えば85歳で契約終了になってしまう掛け捨て型生命保険の場合、86歳以上では保障がなくなってしまいます。

掛け捨て型生命保険を契約する人が家族にお金を残してあげたいと考えるならば、何歳で保障がなくなるかをきちんと把握し、他で資産を形成しておくなどの努力も必要かもしれません。

  • 積立の保障は終身
  • 積立型を契約する際は解約返戻金が払い込んだ保険料を上回る時期もチェック
  • 掛け捨ての保障は定期
  • 掛け捨て型を契約する際は更新時の保険料までチェックする

医療保険の「積立」と「掛け捨て」について

医療保険の「積立」と「掛け捨て」について
掛け捨てのイメージが強い医療保険ですが、積立型もあります。

それぞれどのようなものなのでしょうか。

「積立」医療保険について 健康に自信のある人にはおすすめ!

積立ができる医療保険は積立型生命保険同様、解約時に返戻金が戻ってくるものです。

ただ、積立型医療保険のメリットはこれだけではありません。

0歳~40歳頃までの若いうちに契約し、70歳、80歳など、所定の年齢になるまで一度も給付金を受け取るような病気をしなければ、払い込んだ保険料が全額返金される医療保険もあるのです。

中には払い込んだ保険料以上のお金が戻ってくるものもあります。

もし、将来の健康にまで自信があるというならば積立型の医療保険の契約を選択してもよさそうです。

「積立」医療保険のメリット

積立型医療保険のメリットは返戻金があることにつきます。

ある一定の年齢まで健康であれば払い込んだ保険金額が全額戻ってくるのも魅力でしょう。

保険料を無駄にしたくないと考える人のための医療保険です。

「積立」医療保険のデメリット

積立型医療保険のデメリットは加入から短期間で解約した場合解約返戻金が非常に少なくなるところです。

どうしてもという時以外、解約は考えないようにしましょう。

また、高齢になった時点で払込保険料と同額が戻ってくる積立型医療保険も気を付けてください。

保障は終身続きますが、お金が戻ってきた後は保険料が同じにもかかわらず返戻金がなくなるため掛け捨てとほぼ同じになってしまうのです。

例えば、70歳時点で給付金を受け取っていなかったら保険料が戻ってくる医療保険があったとします。

この保険に加入し70歳でお金を受け取った場合、71歳から亡くなるまでの間は保障が続くものの、解約返戻金は非常に少ないもしくはゼロになってしまいます。

もちろん、払込保険料と同じ金額が返戻された時点で解約することもできます。

しかし、ご存じの通り、高齢化が進み、現代では80歳、90歳まで生きる人も珍しくありません。

解約後に医療保険のお世話にならないとは限らないのです。

「掛け捨て」医療保険について 保険料がお得って本当?

現在販売されている医療保険の多くが掛け捨て型です。

掛け捨て型は保険料が安いということがよく宣伝されています。

確かに積立型よりも保険料負担が少なくはなりますが、デメリットはないのでしょうか。

メリットとともにデメリットも確認しておきましょう。

「掛け捨て」医療保険のメリット

掛け捨て型医療保険のメリットは保険料が安く解約返戻金もないため保障の見直しが行いやすい点です。

もし、新しい商品に乗り換えたくなったとしても、返戻金がないことから解約もしやすいはずです。

また、掛け捨て型医療保険の保険料水準が低いということは、次に入る医療保険の保険料負担もそれほど大きくならないということでもあります。

また、特約付加の際も、主契約の医療保険の保険料が安いため負担をあまり感じないはずです。

「掛け捨て」医療保険のデメリット

掛け捨て型医療保険のデメリットは健康で保険を一度も使わない場合保険料が無駄になってしまう点です。

返戻金は一切ないため、払い込んだ保険料が戻ることは絶対にありません。

  • 積立型の中には保障を使わないまま所定の年齢になると払い込んだ保険料と同額のお金が戻ってくる商品がある
  • 積立型でも契約から短期間での解約では返戻金が極端に少ない場合がある
  • 掛け捨ては保険料が安いので保障の見直しもしやすい
  • 掛け捨て型は保障を使わなかった場合、保険料が無駄になる

がん保険の「積立」と「掛け捨て」について

がん保険の「積立」と「掛け捨て」について
現代は2人に1人はがんにかかる時代だといわれています。

もしもの時に備えてがん保険に加入している、もしくは加入を検討している人も多いのではないでしょうか。

がん保険の積立と掛け捨ての違いも確認してみましょう。

「積立」がん保険について どのくらいお金が戻ってくる?

生命保険・医療保険と同じようにがん保険の積立も解約返戻金があるのが特徴です。

ただ残念ながら貯蓄になるほど返戻金は戻ってこないと考えておいた方がいいでしょう。

積立型のがん保険は保険料も割高になるのが特徴です。

払い込んだ保険料に見合った積立ができるかを確認してから加入することをおすすめします。

「積立」がん保険のメリット

純粋に「積立」ではないかもしれませんが、「健康祝い金」を設けているがん保険もあります。

数年に一度ですが、がんに罹患していなければ祝い金がもらえるという商品です。

健康祝い金は数万円であることが多いため、貯蓄にはならないかもしれません。

しかしお小遣い代わりとしては利用できるのではないでしょうか。

「積立」がん保険のデメリット

積立型がん保険のデメリットは掛け捨て型に比べ、保険料が割高になる点です。

ご紹介した健康祝い金付きがん保険でも、掛け捨て型よりも保険料は高めです。

また解約したら返戻金も出ますが、払い込んだ保険料より低くなることも多くあります。

契約時には解約返戻金の額もチェックしておきましょう。

「掛け捨て」がん保険について 何かと出費が多い人にもおすすめ!

保険に回せるお金は少ないけれど、がん保険には入っておきたいと考える人には掛け捨て型のがん保険がいいでしょう。

その理由ですが、保険料にあります。積立のできるがん保険よりも圧倒的に安いのです。

保障内容や加入時の年齢にもよりますが、20代でしたら月1,000円台の保険料で済む場合もあります。

「掛け捨て」がん保険のメリット

掛け捨て型がん保険は保険料の安さだけでなく、商品の豊富さも魅力です。保険会社各社から掛け捨て型がん保険は多く販売されています。

保障内容も多岐に渡っており、自分のニーズに合う商品が見つかるでしょう。

掛け捨てならば、「お金に余裕がないから、保障を最小限にして保険料を安くする」「保険料は高くなるけれども保障を充実させる」といった加入の仕方を選ぶことができるのです。

「掛け捨て」がん保険のデメリット

掛け捨て型がん保険の保険料は年齢によって決定します。
いくら保険料水準が低いとはいえ、年齢が高くなって加入すると負担もそれだけ大きくなるのです。

1年でも若いうちに加入しておくことをおすすめします。

  • 積立は保険料が割高
  • 数年に一度、がんに罹患していなければ祝い金が出るがん保険もある
  • 掛け捨ては保険料が割安
  • 掛け捨ての方が商品ラインナップが豊富

積立と掛け捨て 同時に入ることはできる?

積立と掛け捨て 同時に入ることはできる?
積立と掛け捨ての保険の同時加入は可能です。生命保険で使う人が多い方法となっています。

同時加入のメリットは積立で貯蓄部分を残しつつ、掛け捨てで割安な保険料の恩恵も受けられる点です。

また、貯蓄部分の保障期間を終身、掛け捨て部分の保障期間を定期にしておけば、定期の契約満了時に保障の見直しもできます。

積立型・掛け捨て型の同時加入は可能

 

まとめ

保険の「積立」と「掛け捨て」はどちらがオススメ?違いと特長を徹底比較

マネくん
マネくん
保険には積立と掛け捨てがあるけど、どちらもメリット・デメリットがあるんだね
マネくん
マネくん
そうなの!今の家計状況と付けたい保障内容に合わせて選ぶといいわね

保険の積立と掛け捨てにはそれぞれメリット・デメリットがあります。

どちらがいいかについては簡単にはいえませんが、保険料負担をなるべく減らしたいのならば掛け捨て、戻ってくるお金を重視したいのならば積立を選んでください。

まとめ

  • 割安な保険料を求めるならば「掛け捨て」
  • 「積立」は貯蓄としても使えるが、解約払戻金が払込保険料を超える時期を確認する
  • 「積立」「掛け捨て」のカテゴリーに入らないが、給付金を一度も請求しなかったら祝い金が出るタイプの保険もある

 

最後になりますが、保険加入を考える時にいちばん大事なのは「いかに保険料を安くするか」ではなく、「自分は保険に何を求めるか」です。

商品選びに入る前にどのような目的で保険に入りたいのか、を必ずはっきりさせるようにしましょう。

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