マスクの付け方には正しい、正しくないがある!意外と間違っている裏表や外し方を解説
マスクの正しい付け方について知りたいですか?
今回はマスクの正しい付け方からマスクの廃棄方法までを解説します。
この記事を読んで、正しいマスクの付け方をマスターすればコロナ禍でのやむを得ない外出でも感染予防することができます。
コロナ禍でも安心して外出できるよう、マスクの正しい付け方をチェックしましょう。
マスクの付け方には正しい、正しくないがある!
新型コロナウイルスの飛沫感染予防として、今では老若男女すべての人がマスクを付けて外出しています。
それはとてもいいことなのですが、マスクをよく見ると意外と多くの人が正しくないマスクの付け方をしています。
マスクに正しい付け方なんてあるの?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。
実はマスクには上下・裏表があり、さらに付けるとき・外すときにも正しい方法があります。
マスクは正しい付け方・外し方をしないと効果が期待できません。
むしろ感染リスクを高める恐れがあるので大変危険です。
マスクは感染の予防が目的だからそれを満たさないとNG
人によってマスクを付ける目的はさまざまだと思いますが、コロナ禍の今は感染予防として付ける人が大半でしょう。
マスクには以下の効果が期待できます。
- 鼻・口の粘膜からの菌・ウイルスの侵入を防ぐ
- 口元を覆いのどや鼻を潤すことで侵入した菌・ウイルスの増殖を防ぐ
この効果を最大限に発揮するには、口と鼻を覆い、肌とマスクの隙間を少なくする必要があります。
そのためマスクを選ぶときには
- 顔に合うサイズや形
- ゴムの長さがちょうどいいものもしくは調節できるもの
の2点に注目して選びましょう。
マスクの正しい付け方
自分の顔にフィットするマスクを選んでも、正しくないマスクの付け方をしていたら、感染予防の効果は半減してしまいます。
ここでマスクの正しい付け方をチェックしましょう。
- 手をしっかりと洗います。
- 表裏、上下を確認し、マスクの上下をひっぱり伸ばします。
- 顔にあて、鼻の金具部分を押さえながら両耳に紐をかけます。
- 鼻の金具を形に合うように調節しマスクを顎まで伸ばし顔にフィットさせます。
手を洗わずにマスクを付けている方、意外と多いのではないでしょうか?
手にウイルスがついたまま、マスクを装着すると感染リスクを高めてしまいます。
手の正しい洗い方については以下のサイトをご覧ください。
マスク着用中の注意点
マスクを正しく着用していても、着用中にマスクに触ることで、ウイルス感染する恐れがあります。
着用中は、マスクの表面に触らないようご注意ください。
またマスクのずれによりやむを得ず触ってしまったときは、直ちにてを洗うようにしましょう。
こんなマスクの付け方はNG!
ここからはついやってしまいがちなマスクの付け方のNG例をいくつかご紹介します。
間違ったマスクの付け方は、感染の原因につながる恐れもあるため、ご注意ください。
マスクから鼻が出ている
「マスクが鼻を覆うと息苦しい」、「メガネが曇るからいやだ」などの理由から、マスクから鼻を出している人を多く見かけます。
口を覆うことで、他者への飛沫を防げますが、鼻からのウイルスが侵入し感染リスクが高まります。
自分からの飛散は防げますが、鼻もウイルス等の侵入経路です!鼻もマスクで完全に覆いましょう。
マスクをあごにひっかけている
飲み物を飲むときやご飯を食べるときなど、つい面倒になってマスクを顎にかけてしまうことありませんか。
でもマスクをあごにかけると、あごに付着しているウイルスや菌などがマスクの内側に付いてしまう恐れがあります。
これではせっかく正しいマスクを選んで、正しく着用しても感染リスクが高まります。
感染リスクを避けるためにも、飲食時や化粧直しをするときには、面倒かと思いますが一旦外してからまた着用するようにしましょう。
サイズの合っていないマスクを付けている
小顔効果のため大きなマスクを着用したり、逆に顔のサイズに合わない小さなマスクをしたりしていませんか?
マスクをしていても、女性はいつでも綺麗でありたいもの。
小顔のためにサイズの合わないマスクを着用する女性もいるかもしれませんね。
しかしながら、サイズの合わないマスクをすると顔との接着部分に隙間ができて、そこからウイルスが侵入してくる恐れがあります。
感染予防のためにも自分の顔のサイズにフィットしたマスクを着用しましょう。
マスクをつけっぱなしにしている
マスクの表面は周りの人からの飛沫が付着したり、色んなところを触った自分の手でマスクを触ったりと、一日のなかで少しずつ汚染されていきます。
マスクの感染予防効果を発揮するためにも、マスクはこまめに付け替えましょう。
また暑い夏はマスクに熱がこもり、熱中症のリスクが高まります。
他人との距離が2m以上離れている場合は、マスクをこまめに外し、水分補給するなどして熱中症対策も忘れずにしましょう。
なお、夏のマスクの熱中症対策については以下の記事に記載されていますので、ぜひご覧ください。
マスクの外し方にも注意
1日の終わり、家に帰ったらすぐにマスクを外したくなりますよね。
でも、ちょっと待ってください!
長時間付けていたマスクの表面にはウイルスが付着している恐れがありますので、そのまま手で触って捨てるのは大変危険です。
マスクを外すときは、ゴム紐のみを触って、顔から外しましょう。
外したマスクならすぐ洗い、使い捨てマスクならばすぐに廃棄しましょう。
廃棄した後は必ず手を洗うのを忘れないようにしましょうね。
マスクの廃棄方法
外したマスクはウイルスで汚染されている可能性があるので、口を覆うフィルター部分を触らないようにビニールに入れて廃棄します。
まとめ
咳エチケットや感染予防の目的で生活の一部となったマスクですが、マスクを着用していても完全には感染症を防ぐことはできないと言われています。
しかし、今や貴重品とも言えるマスクですが正しく使用しないと、付けてる意味がなくなり無駄に消費することにもなってしまいます。
感染予防にはマスクを正しく付け、基本的なうがいやこまめに手を洗うことも並行して徹底していくことが重要です。
- マスクの付け方が正しくないと感染リスクを高めてしまう恐れがある
- おしゃれや見た目のために顔のサイズに合わないマスクをするのはNG!
- マスクは着用から廃棄まで正しい方法を実施する必要がある
今一度、この記事で紹介したように、使用するマスクの上下、裏表を確認し、すき間を減らし、マスクによる感染予防の効果を高めましょう。