3日坊主を克服するのは簡単!飽き性な女子も継続できる4つの方法
「ダイエットを試みたけれども3日坊主で挫折してしまった…」
「資格取得のための勉強に挑戦したけど、3日坊主で結局諦めてしまった…」
物事が継続できずに、目標を達成できなかった経験を持つ人は誰でもあるかと思います。
3日坊主になるのは飽き性なせいだと思われがちですが、実は私たちは誰でも3日坊主になる要素を持っているのです。
- 3日坊主克服するための目標設定
- 3日坊主克服するためのスケジュール方法
- 3日坊主になりやすい人の特徴
- 3日坊主知らずな人の特徴
- 3日坊主克服に役立つツール
3日坊主を克服のに必要なものは、強い意志や自分を律する厳しさではありません。
継続するコツをつかめば、誰でも3日坊主を克服することができます。
今回は、3日坊主を克服する方法を詳しく解説します。
3日坊主を克服するのは簡単!
3日坊主を克服するのは簡単です。
新しいことを習慣化すれば3日坊主を克服できるからです。
ここでは3日坊主を克服する4つの方法をご紹介します。
- 3日坊主克服後の自分をイメージできる目標を決める
- 3日坊主を克服できる簡単なタスクを決める
- 3日坊主を克服できるよう毎日何をすべきかタスク化する
- 3日坊主を克服するには自分にご褒美を与えて甘やかす
それでは1つずつ解説します。
3日坊主克服後の自分をイメージできる目標を決める
3日坊主克服後の自分をイメージできる目標を決めれば、3日坊主を克服することができます。
例えば、「貯金をする」という目標を立てたとします。
貯金するためには、節約したり内職したりして、貯金するためのお金を捻出する必要があります。
でも、「貯金をする」といった漠然とした目標だと、例え強い意志を持っていても続けるのは困難です。
その結果、
と甘えが出てしまい最終的には3日坊主で終わってしまいます。
これは、貯金後の自分を明確にイメージできなかった結果です。
もし、3日坊主を克服して貯金を継続したいのであれば、以下の2点に注意しながら目標を立ててみましょう。
- 貯めたお金で何をするのか
- そのためにいつまでにいくらのお金が必要なのか
この2点を決めることで、貯金後の自分をイメージすることができ、目標達成までの節約や内職などを継続しやすくなります。
と言ったような楽しい目標を立てるとモチベーションの持続にも繋がりそうです。
3日坊主を克服できる簡単なタスクを決める
3日坊主を克服するには、簡単なタスクを決めます。
ここで決める簡単なタスクとは、無理なく毎日できるタスクのこと。
例えば、勉強の習慣がない人が【1年後に漢字検定2級に合格する】という目標を立てたとします。
そこで、毎日行う勉強として以下のタスクをこなそうと決めたとします。
- 毎日問題集を5ページ進める
- 毎日漢字の書き取りをノートに3ページする
数値化されており、具体的なのでとても良いタスクだと思われがちですが、これはNG!
勉強の習慣がない人にこのタスクを毎日行うのには無理があります。
特に真面目な人は、何らかの事情でこのタスクを行えなかった日が生じると、自分を責めてしまう恐れがあります。
そうなるとその日を境にタスクを行うのが負担になり、いつのまにか3日坊主になってしまう可能性が高いです。
勉強の習慣が今でなかった人ならば、まず毎日勉強することを習慣化させましょう。
そのためには、以下のような簡単なタスクがピッタリです。
- 毎日机に座る
- ノートを開いて鉛筆を持つ
たったこれだけでOK。
毎日机に座って、ノートを開き鉛筆を持つだけで勉強の習慣が身に付くの?と思う方もいるでしょう。
でも、鉛筆を持つことで意外にも「せっかくだからちょっと漢字の書き取りでもしてみようかな」と思ってしまうのです。
まずは目標達成よりも、毎日続けて3日坊主を克服することが何よりも重要。
最初はハードルの低いタスクを用意して、3日坊主を克服しましょう。
3日坊主を克服できるよう毎日何をすべきかタスク化する
3日坊主を克服するには、毎日何をすべきかタスク化しましょう。
簡単にできるタスクを毎日こなすことも重要ですが、それだと次第に飽きて途中で辞めてしまいます。
途中で飽きないよう1ヶ月毎にゴール設定を決め、ゴールするには具体的に毎日何をすべきかタスク化していきましょう。
毎日違う内容のタスクをするのは大変なので、1~2週間毎にタスクの内容を変えるといいでしょう。
また、記録を取ることも3日坊主克服に効果的です。
例えば、「毎日15分以上のランニングを行う」というタスクに対し、体調や気分によって20分走ったり、10分しか走れなかったりする日があったとします。
それらを記録し見返すことで
- プラスやマイナスの変動がある
- 毎日同じことをしているわけではない
というのを認識することができるので、例え毎日同じタスクをこなしていても飽きずに続けることができます。
記録するのが面倒な人は、ランニングアプリなどを使うと、自動的に距離や時間を記録してくれるので便利ですよ。
3日坊主を克服するには自分にご褒美を与えて甘やかす
3日坊主を克服したいなら、自分にご褒美を与えて甘やかしましょう。
「これを乗り越えればご褒美が待っている」と自分に言い聞かせることで、3日坊主を克服し継続することができるのです。
例えば、「ダイエットのために1週間毎日腹筋・背筋を10回ずつこなしたら、週末にコンビニスイーツを1つ食べる」などのご褒美ルールを決めるとモチベーションを保つことができます。
多くの人は、目標を早く達成したいがために、自分に厳しくし過ぎてしまう傾向にあります。
でも、そうすると厳しさに付いていけなくなり3日坊主になってしまいます。
適度に自分を甘やかしながら継続するモチベーションを保つことが3日坊主克服の秘訣です。
3日坊主が克服できない原因
3日坊主が克服できない原因はその人の意志の弱さだと思われがちですが、それは違います。
私たちは人間は、強い意志だけでは3日坊主を克服できないようになっているのです。
- 変化を嫌うホメオスタシスが3日坊主克服を邪魔する
- 複数のことを同時にしようとしている
- 3日坊主になりそうなハードルの高い目標を立てている
- 新しいことをするための余裕を作れていない
ここでは、3日坊主が克服できない原因を1つずつ詳しく解説します。
変化を嫌うホメオスタシスが3日坊主克服を邪魔する
3日坊主が克服できない原因の1つに変化を嫌うホメオスタシスが挙げられます。
ホメオスタシスとは、現状を維持しようとする人間の作用のことで「恒常性」とも呼ばれます。
ホメオスタシスの具体的な作用は以下の通りです。
- 夏でも冬でも体温を36度に保つ
- 怪我をすればかさぶたができて治る
- 食事をすると血糖値を一定に保とうとインスリンが分泌される
ホメオスタシスは変化を嫌うことで私たちの体を守っています。
そのため、私たちが新しいことにチャレンジしようとすると「危険」と判断し、止めにかかるのです。
これは意志の強さで克服できるようなものではありません。
先程紹介した3日坊主を克服するための方法を参考に、継続したいことを習慣化させることでホメオスタシスに打ち勝つことができます。
複数のことを同時にしようとしている
3日坊主が克服できない原因の1つに複数のことを同時にしようとしていることが挙げられます。
例えば、「禁煙して5キロダイエットする」という目標。
良い目標だと思われがちですが、これには
- 禁煙する
- 5キロダイエットする
という2つの異なる目標が含まれています。
「二兎を追う者は一兎をも得ず」ということわざがあるように、同時に2つのことをやろうとすると、結局はどちらも3日坊主で終わってしまいます。
3日坊主になりそうなハードルの高い目標を立てている
3日坊主になる原因の1つにハードルの高い目標を立てていることが挙げられます。
例えば、英語の勉強を全くしてこなかった人が「英語の音声教材を1時間毎日聞く」という目標を立てたとします。
ただ聞くだけならできそうだと思われがちですが、今までの生活習慣の中で1時間の時間を捻出するのはなかなか大変です。
始めはモチベーションの高さで続けることができますが、次第にハードルが高くなり3日坊主になってしまいます。
目標はできるだけ低く、「英語の音声教材を5分だけ聞く」というように簡単なレベルから始めると続けやすくなります。
新しいことをするための余裕を作れていない
3日坊主になる原因の1つに新しいことをするための余裕が作れていないことが挙げられます。
例えば今よりも30分早起きするという目標を掲げた場合、今の生活習慣のまま早起きを遂行しようとするのは無謀なことです。
結局、睡眠時間を削ることになり、3日坊主になってしまいます。
1日は24時間しかないので、早起きに限らず新しいをするためには今の生活習慣からどこかの時間を削る必要があります。
- 家事・育児
- 食事
- 風呂
- 仕事
- 習い事など…
どの時間も削るのはなかなか難しいでしょう。
そこでおすすめなのが、スマホを見ている時間。
最新のスマホでは、1日スマホを使った時間が表示される機能が付いていますが、確認したことはありますか?
「え?こんなにスマホ見てた!?」
と驚いた人も多いかと思います。
新しいことをする余裕を作るために、スマホを見る時間を減らすのも3日坊主を克服する方法の1つです。
3日坊主になりやすい人と3日坊主知らずな人の特徴
私たちはホメオスタシスによって、誰でも3日坊主になる要素を持っています。
それでも3日坊主になりやすい人と3日坊主知らずな人がいるのはなぜでしょうか?
ここでは、3日坊主になりやすい人と3日坊主知らずな人の特徴について詳しく解説します。
3日坊主になりやすいのはこんなタイプの人
3日坊主になりやすい人の特徴をまとめました。
- 飽きっぽい性格
- 余裕のあるスケジュール設定ができない
- 自分はできると根拠のない自信がある
それでは、1つずつ詳しく解説します。
飽きっぽい性格
「飽きっぽい性格」の人は3日坊主になりやすいです。
好奇心旺盛で新しいものや興味のあるものに次々と飛び込み、1つのことに集中できないから。
例えば、英語検定2級の資格を取ろうと勉強を始めるときに、様々な参考書や問題集に目移りして、1冊の問題集も解き終わらず試験に合格できなかった―。
このような経験をした人もいるのではないでしょうか?
好奇心旺盛であることは良いことですが、結果が出るまで1つの物事を続けることができない人は飽きっぽい性格でしょう。
余裕のあるスケジュール設定ができない
目標に対して、余裕のあるスケジュールが設定できない人は3日坊主になりやすいです。
実はこれは真面目な人によくある傾向で、目標を短期間で達成しようと余裕のないスケジュールを組んでしまいがち。
でも、私たちは常に絶好調でいられるわけではありません。
体調が悪い日もありますし、サボりたくなる日もあります。
余裕のないスケジュールだと、体調不良でタスクを達成できないと必要以上に自分を責めてしまい、目標を達成せずに止めてしまう恐れがあります。
自分はできると根拠のない自信がある
自分はできると根拠のない自信がある人は3日坊主になりやすいです。
ポジティブなのは良いことなのですが、「自分はできる!」と思い込んでいる人は、目標を勢いだけで決めて、目標を達成するまでのスケジュールや毎日のタスクを決められない傾向にあります。
私たち人間はホメオスタシスというシステムに縛られており、変化を嫌う生き物です。
勢いや自信だけでは物事を続けられず、3日坊主になってしまいます。
3日坊主知らずな人はこんなタイプの人
3日坊主知らずの人の特徴をまとめました。
- 強い動機を持っている
- 好きなことをしている
- 失敗しても続けられる
それでは1つずつ解説します。
強い動機を持っている人
強い動機を持っている人は3日坊主知らずな人です。
例えば、半年後に結婚式を控えている花嫁がダイエットをするのと、ただ何となく体型が気になりダイエットをするのとでは、前者の花嫁の方が継続しやすいでしょう。
なぜなら、半年後に結婚式を挙げるためにダイエットをするという強い動機があるからです。
動機がある人は、明確な目標があるのでモチベーションも高く、3日坊主知らずで目標を達成しやすくなる傾向にあります。
好きなことをしている
「好きこそ物の上手なれ」という言葉があるように、好きなことをしている人は3日坊主知らずです。
本当に好きなことをしている時には、時間を忘れて夢中になれるので、続けることも難なくクリアできます。
失敗しても続けられる
失敗しても続けられる人は3日坊主知らずです。
新しいことを始めるときは、誰でも初心者。
自分で決めたタスクができなかったり、体調不良でスケジュール通りに進まなかったりすることもあるでしょう。
失敗は誰にでもあること、そこでくじけずに目標達成のために少しずつでも継続できる人は、3日坊主知らずな人です。
3日坊主になりやすい人は克服できる?
3日坊主になりやすい人は克服できます。
3日坊主になりやすい特徴を例え持っていたとしても、
- 無理のない明確な目標設定
- 余裕のあるスケジュール
- 具体的なタスク
- 定期的なご褒美
を準備すれば、3日坊主を克服して物事を継続することができるからです。
3日坊主を克服するには最初の1~2週間を乗り越えるのがポイント。
そこをクリアしてしまえば、習慣化するので続けることもラクになります。
習慣化するまでは、毎日行動に移せるような簡単なタスクを設定し、続けることに注力すると3日坊主を回避できます。
3日坊主を克服するためのおすすめツール
3日坊主を克服するには、継続するモチベーションを保つためのツールを使うのもおすすめです。
3日坊主を克服するための3つのツールは以下の通りです。
- 3日坊主防止アプリ『みんチャレ』
- スケジュール帳とシール
- TwitterやFacebookなどのSNSツール
それでは1つずつご紹介します。
3日坊主防止アプリ『みんチャレ』
3日坊主になりそうな時でも、同じ目標に向かう仲間が入れば続けるモチベーションが保てますよね。
新しいことを始める時に、苦楽を共にする仲間が欲しい人は、3日坊主防止アプリ『みんチャレ』がおすすめです。
3日坊主防止アプリ『みんチャレ』は、専門家監修の元に作成された5人1組で続ける「習慣化アプリ」。
チャットで仲間と叱咤激励しながら、目標達成のための物事の習慣化を目指します。
使い方はとても簡単です。
- アプリをダウンロードする
- ニックネームを登録
- カテゴリーから参加したいチームを選択
目標達成のために毎日何をしたのかをチャットで報告する必要があるので、1人ではサボってしまいそうな人もこれなら3日坊主にならずに続けられます。
TwitterやFacebookなどのSNSツール
TwitterやFacebookなどのSNSツールで自分の目標や毎日のタスクを公言してモチベーションを上げると3日坊主を克服しやすくなります。
TwitterやFacebookなどのSNSツールで公言することで、逃げ場を失くして続けざるを得ない状況を作り、3日坊主を回避できるからです。
もし途中で投げ出してしまったら、「あの時、言っていた目標は達成できたの?」と切り出されたときに、何も言えなくなりますしね。
また、TwitterやFacebookなどのSNSツールで公言することによって、アドバイスや応援を貰ってモチベーションを高める効果も期待できます。
一方で目標を人に話すと既に達成した気分になってしまい、目標の動機が弱くなるという心理学者の意見もあります。
いずれにしても、TwitterやFacebookなどのSNSツールは不特定多数の人が閲覧するので、公言するときはプライバシーが漏れないよう注意した方が良さそうです。
スケジュール帳とシール
新しいことを毎日続けようとしても、始めの数日はモチベーションでなんとか乗り越えられます。
でも、しばらくすると面倒に思えてくるから不思議です。
それは目に見える結果が出てこないから。
ダイエットも勉強も数日では成果がでるものではないから、結果を出すことは難しいですよね。
でも、続けるモチベーションを高めるため、努力した成果を目に見える形に表現することはできます。
用意するものはスケジュール帳とシール、たったこれだけ。
目標達成のためのタスクをこなしたら、スケジュール帳の日付にシールを貼る、できなかったらシールを貼らないというルールを決めて、スケジュール帳にシールを貼ります。
そして、1日に何回かスケジュール帳を開き、シールの数で努力の成果を確認するのです。
余裕があれば、日記を書いていくのも効果的です。
このように、努力の成果を目に見える形にしておけば、3日坊主になりそうな時もスケジュール帳を開いて、モチベーションを上げることができますよ。
まとめ
私たちは、変化を嫌うホメオスタシスというシステムにより、誰でも3日坊主になりやすい性質を持っています。
それでも3日坊主知らずな人がいるのは、継続する方法を知っているからです。
- 3日坊主克服には明確な目標設定を決める
- 3日坊主克服には習慣化できる簡単なタスクから始める
- 3日坊主克服には毎日何をすればいいかタスク化する
- 3日坊主克服には定期的に自分にご褒美を与える
- 3日坊主しやすい人には特徴があるが、継続する方法を実行すれば克服できる
- 3日坊主を克服するためのツールを活用する
飽きっぽい性格の人は、確かに3日坊主しやすい傾向があります。
でもどんなに我慢強い性格の人でも、継続するための方法が間違っていれば飽きてしまい3日坊主になってしまいます。
つまり、3日坊主は継続するコツを掴めば、飽きっぽい性格の人も克服することができるのです。
ダイエットも勉強も3日では成果が出ません。
自分磨きをして素敵な女子になるためにも3日坊主を克服しましょう!