食費を抑える10のコツ!ズボラな人も簡単に長続きできる方法
食費を抑えようとしているのに、うまくいかないと思っている人は意外と多いと思います。
また頑張って節約したいのに、何からはじめていいのかわからない人もいることでしょう。
もしかしたら、自分の食費と他人の食費があまりにも違い過ぎて落ち込んでいる人もいるのではないでしょうか。
しかしこの記事にたどり着いたあなたは、家族や自分のために食費を減らして家計を安定させようとする家族思いの素晴らしい方です。
この記事では、そんな家族愛に満ち溢れているあなたに、ぜひ知ってもらいたい食費を抑える方法を10個用意しました。
どれも簡単にはじめられるものばかりです。
今までどんな節約法も続かなかった人や、ズボラ過ぎて食材をダメにしてしまう人も、この記事を読めば今日から食費を節約できます。
それでは、ぜひ最後までお読みください
では、1つずつ説明していきましょう
- 食費を抑える10個のコツ
- 食費を抑えすぎることによる影響
- 食費の目安の計算方法
どの方法も簡単ですから、ズボラな方でもきっと続けられるはず!ぜひ参考にしてくださいね。
食費を抑える10のコツ
これからご紹介する食費を抑えるための10個のコツは、誰でも簡単にできるものを厳選しました。
- 外食の回数を減らす
- コンビニに行く回数を減らす
- お弁当・マイボトルを習慣づける
- 3日に1回のまとめ買い
- 安さよりも無駄のない買い物をする
- 冷凍保存を駆使して賞味期限を伸ばす
- プライベートブランドを買う
- 100円ショップを活用する
- 節約レシピを覚える
- 無買デーを設ける
一度にすべてする必要はありませんので、できるものからはじめていきましょう。
もし、一度はやめてしまっても、時間が経ってまたはじめれば、何もしないよりかは効果を得られますよ。
はじめたりやめたりを繰り返し、節約を習慣づけられるようになったらしめたものです。
難しく考えず、今からできる節約法を一緒に試してみましょう。
1.外食の回数を減らす
節約の大きな効果を得やすいのが、外食の回数を減らすことです。
外食は、自炊と比べると、食費が高くなる傾向にあります。
たとえば1回の外食が3,000円だった場合、同じ3,000円を持ってスーパーに行けば、どれだけの食材を買えるか考えてみましょう。
家族構成にもよりますが、
- 野菜
- 肉
- 調味料
- 飲料
数日分の食事をまかなえる分には購入できます。
とは言え、毎日の自炊も大変です。
月に1~2回の外食をしてメリハリをつけると、たまに行く外食もいつも以上に楽しめるでしょう。
2.コンビニに行く回数を減らす
SNSで見る新商品のスイーツや、期間限定のコラボ商品など、コンビニには魅力的な商品が多くありますよね。
コンビニの商品は、基本的に定価で販売されています。
そのため「少しだけ…」のつもりが、思った以上に高くついてしまった…なんてことにもなりかねません。
コンビニに行く回数を減らしたり、使う金額を決めて、コンビニでの買い物を少し我慢することからはじめましょう。
コンビニで食事を買うときは、以下の記事を参考にすると、ワンコインでお腹いっぱいになりますよ。
3.お弁当・マイボトルを習慣づける
お弁当やマイボトルを持参すると、毎日の何気ない出費の多さに気付くはずです。
たとえば500mlのペットボトルを、平日の月20日間購入した場合と、お茶の水だしパックを比較します。
- 500mlのペットボトル(1本100~150円):2,000~3,000円/月
- お茶の水出しパック:50袋入り200~300円
比べると水出しパックが安いですよね。
お弁当は、前日の夕飯の残りや冷凍食品も活用すれば、手間も出費もぐっと抑えられます。
いきなり毎日お弁当づくりをはじめるのは大変なので、週1~2回とムリのない範囲ではじめると、節約意識もわいてくるでしょう。
4.3日に1回のまとめ買い
食材の買い出しを工夫するのも、節約のコツです。
3日に1回のまとめ買いなら、週の途中に足りないものを買いに行けるので、ストレスが少なくて済みます。
「牛乳がない」「ケチャップがない」など、在庫が切れる度に買い出しに行かないことが重要です。
あるもので代用したり、違うメニューに変えてみると調理の工夫も身に付いて、さらなる節約につながります。
ちなみによく耳にする「週に1回」のまとめ買いは、食材を使い切ったり在庫管理が思った以上に大変です。
ムリなく続けられる方法を見つけましょう。
5.安さよりムダのない買い物をする
「安い!特売日!」につられて、迷わず買い物カゴに入れていませんか?
お得に買い物をした気分になりますが、安いからと大量に買っても使い切れる量でなければ、食材がムダになってしまいます。
つまり、お金を捨てたようなものです。
買う基準を安さよりもムダなく使い切れる分だけにすれば、結果的に食費を抑えられます。
決まった物しか買わない、なじみのお店で買うなども、ムダな買い物を防ぐ方法としておすすめです。
6.冷凍保存を駆使して賞味期限を伸ばす
肉や魚などの生鮮食品は、積極的に冷凍保存を活用しましょう。
安い時にまとめ買いをしたり、一度に使い切れない時もありますよね。
そんな時に冷凍保存をすれば、賞味期限を伸ばせる上に、また使いたい時に活用できます。
下味をつけて冷凍すると、味が染み込んでより美味しくなり時短調理も叶いますよ!
ただし、適切な下処理を行わなければ、食材が傷んでムダになってしまいますので気を付けましょう。
7.プライベートブランドを買う
大手スーパーやコンビニなどのプライベートブランド(PB)は、食費の節約に活用したい食材です。
企画・開発を自社で行っている分、安い価格設定になっています。
品質の高さも魅力的で、「安くて美味しい」が叶う、意外と侮れない存在です。
プライベートブランドには、主に次のものがあります。
- イオン:トップバリュ
- 西友:みなさまのお墨付き
- セブン-イレブン:セブンプレミアム
- ローソン:ローソンセレクト
身近なお店でも取り扱っているかもしれませんので、ぜひチェックしましょう。
8.100円ショップを活用する
食材を扱っている100円ショップは、要チェックです。
100円ショップは、1人暮らしでも使い切れる少量パックが多数揃っています。
1人暮らしに限らず、使い切れる分だけの量なので、ムダなく買い物をするにもおすすめです。
品揃えが豊富な店舗だと、パスタやホットケーキミックス、プリンやゼリーを作るキットなどもあります。
子育て世帯にも助かる商品を安く手に入れられるので、ぜひ活用してください。
9.節約レシピを覚える
食費を抑えるには、「自炊」が欠かせません。
ですが、毎日となると献立を決めるのも、作るのだって大変ですよね。
そこで、節約レシピを覚えて、無駄のないお財布にも優しい献立にしてしまいましょう。
- 鶏のむね肉
- 缶詰
- きのこ類
など年間を通して価格が低く安定している食材を選ぶのがコツです。
また、疲れが出やすい週の後半は、簡単なレシピにする!と決めて、外食に行くのを防ぎます。
自分に合った方法で、ムリなく節約を続けるためにもおすすめです。
10.無買デーを設ける
「無買デー」を設け、食費に限らず、1日何も買わないでお金を遣わない日を作ってみましょう。
とくについ買い物をしてしまう人は、何度も財布を開けたくなる瞬間があることに気付くはずです。
財布を開ける回数だけお金を遣っているので、そもそも財布をさわらず、ゲーム感覚で1日を過ごしてみてください。
無買デーの楽しさを知ると、お金をつかうのが惜しくなります。
在庫や賞味期限を見なおすきっかけにもなり、おすすめです。
食費の目安はどれくらいがベスト?
食費を抑えるコツがわかったら、次はどれくらいの金額に抑えるのがベストなのか気になりますよね。
総務省の家計調査による、世帯別の食費の月平均を見てみましょう。
- 総世帯:68,255円
- 2人以上の世帯:80,461円
- 1人暮らし:44,263円
これは、外食込みの金額です。あくまで平均なので、家族構成や環境によって金額は前後してきます。
次に、家庭によって適切な食費を知る方法として、エンゲル係数の計算をご紹介します。
エンゲル係数とは、収入に占める食費の割合のことです。
エンゲル係数=食費÷消費支出×100
エンゲル係数が25%を超えると、食費の負担が大きいと考えていいでしょう。
たとえば月収20万円で食費が4万円では、エンゲル係数は20%です。
家族構成にもよりますが、25%以下に収まっているので、目安としては妥当ですね。
食費の目安については、以下の記事に詳しく書かれていますので、ぜひご覧ください。
食費の抑えすぎに要注意!何事もほどほどが肝心
食費の節約は、効果を感じやすく、抑えようと思えばどこまでも抑えられます。
ですが、食費の抑えすぎには要注意です。
あまりに切り詰めると、毎日の食事が楽しみなどころか、ストレスに感じてしまうかもしれません。
また、節約を意識するあまり、食事の量が大幅に減ったり偏って栄養バランスになると、健康にも悪影響を与えてしまいます。
- 予算を決めて予算内でスイーツを買う
- 自分へのご褒美に月2回の外食
などのように楽しみを見つけて、ほどほどに節約するのが継続のカギです。
家計全体を改善するきっかけとして、食費を見なおすと考えて、何事もほどほどに行いましょう。
まとめ
食費を抑えるコツとして、10の方法をご紹介しました。
どれも簡単ですので、できそうなものから気軽にはじめてみてください。
- 買い物の回数を減らすなど意識して節約できるコツもある
- 食費の節約は無理せずできる範囲で長く続けることが大事
- 食費を削り過ぎると心と身体のバランスが崩れる
- 食費の目安はエンゲル係数で計算しよう
節約を頑張って、浮いたお金の使い道を想像してみると、衝動買いも防げるはずです。
また、モチベーションが上がらなかったり、すぐやめてしまうこともあるでしょう。
そんな時はムリせずに一旦やめて、この記事をまた読み返したり、節約を頑張っている人のブログや本などを読むことをおすすめします。
はじめて・やめてを繰り返しながらも、長く続けることが節約の大事なポイントです。
ムリなく、楽しんで節約に励みましょう。