マナー・豆知識
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お中元はお返しよりお礼がマナー!品物相場やタイミングもご紹介

お中元のお返しマナー
店長ゆき
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主婦Sさん
主婦Sさん
お中元をもらったけど、お返しするときのマナーについて知りたいわ。
新婚Aさん
新婚Aさん
お中元はもらってもお返ししなくていいって聞いたけど、それって本当?

お中元のお返しのマナーについて知りたいですか?

今回はお中元のお返しのマナーから今すぐ使えるお礼状の例文までを紹介します。

この記事を読めば、お中元のお返しのマナーを習得し、相手に失礼のないお返しやお礼をすることができます。

FP店長@ゆき
FP店長@ゆき
お中元はお返しよりもお礼が先です。マナー違反にならないよう、順番を間違えないようにしましょう。

お中元のお返しの相場についても解説していますので、ぜひご覧ください。

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お中元はお返しよりもお礼がマナー!

お中元をもらったら必ずお礼状を出そう
お中元は、お返しをしなくてもマナー違反にあたりません。

しかしお礼状を出さないことはマナー違反。

実家や義理実家といったごく近い親族間の場合は、電話で無事到着した旨と感謝の気持ちを伝えることもあります。

しかしそれ以外の間柄の場合は、ハガキまたは封筒を書くことがマナーです。

お礼状には感謝の気持ちを伝えるほかにも、「送っていただいたギフトが無事届きましたよ」といった到着を報告する意味もあります。

そのためお礼状はできるだけ早く、ギフトの到着から1~2日のあいだに出すのがマナーです。

お礼状は手書きで書くと気持ちが伝わりやすいですが、印刷でも構いません。

また、お礼状を書くのも必ずしも受取人だけであるとは限らず、妻や夫が代筆しても構いません。

お中元の送り主が夫婦ともに親しい間柄であれば、二人の連名でお礼状を出すのも良いでしょう。

ただし、気を付けていただきたいのが、ギフトにお礼状をつけるケース。

お礼状だけのケースではハガキでもマナー違反ではありませんが、ギフトと同時に贈るのであれば、封筒を使用してください。

取引先や会社の上司といったビジネス関係の相手、とくに改まった目上の人物への場合は封筒の方がより丁寧な印象になるでしょう。

お中元のお礼状に書く4つの内容

お礼状には正式なひな形のようなものはなく、ギフトが無事に届いた旨と感謝の気持ちが伝われば問題ありません。

しかし、せっかくお中元を贈ってくれた人に失礼があっては困りますよね。

そこで、お礼状に書くべき4つの内容をご紹介します

  1. 時候の挨拶
  2. 相手の健康・安否を尋ねる
  3. お中元をいただいたお礼と感謝の言葉
  4. 相手の健康や息災を願う言葉

それでは1つずつ説明します。

1.時候の挨拶

まずは手紙のあいさつである「拝啓」「謹啓」といった頭語から書き出します。

そのあとに時候の挨拶を書いてください。時候の挨拶とは、季節や天候に応じた心情や季節感を表す礼儀文です。

盛夏の候、残暑の候といった季節の言葉を使い、内容はお礼状を出す時期によって内容は異なります。

2.相手の健康・安否を尋ねる

時候の挨拶の挨拶をした後は、相手の健康を気づかう一文を入れます。

3.お中元をいただいたお礼と感謝の言葉

お礼状を送るにあたって、いちばん大切なのはこの部分です。

「(お中元を)もらってうれしい気持ち」「これからもお付き合いをお願いしますという気持ち」を盛り込みましょう。

4.相手の健康や息災を願う言葉

頭語とセットになっている結語前に、相手の体調を気づかう言葉を入れてください。

相手が企業の場合は、発展をすることを願う文章を入れるとよいですね。

【そのまま使える】お中元のお礼状の例文

【そのまま使える】お中元のお礼状の例文

実際にそのまま使用できる文例をご紹介しましょう。こちらの文章を参考に、自分なりの感謝の気持ちを織り交ぜられるとさらに良いですね。

取引先にお礼状を送るとき

仕事の取引先からのお中元は、「今後も良好な関係を築きたい」という気持ちの表れです。

お礼状ではお中元の感謝ももちろんですが、これからも良好な関係を続けましょうという意思もお礼状に書きましょう。

拝啓 炎暑の候、貴社におかれましてはますますご発展のこととお慶び申し上げます。
平素は格別のご高配をたまわりまして、厚くお礼申し上げます。
さて、このたびは丁寧なお中元の品をたまわり、誠にありがとうございます。
ご芳志誠にありがたく、あらためて御礼申し上げます。
末筆ではございますが、貴社のますますのご発展をお祈り申し上げます。
略儀ながら書中をもちまして御礼申し上げます。
敬具
引用:お中元のお礼状の書き方は?マナーや相手別の例文を紹介 | カタログギフトのハーモニック[公式サイト]

目上の人にお礼状を送るとき

お中元は、基本的に部下や生徒など目下の人から目上の人へ贈ります。しかしながら、最近では上司が部下にお中元を贈ることもあります。

この場合、上司は部下にというよりも部下の家族へ贈るという気持ちがあります。

お礼状には、お中元をもらった家族の反応などを文中に付け加えるとより、感謝の気持ちが伝わります。

拝啓 立夏の候、皆様には益々ご健勝のことと存じ上げます。
平素は公私にわたり何かとお心にかけていただき、あらためてお礼申し上げます。
さて、このたびは結構なお中元の品を賜り、誠にありがとうございます。
子どもたちも大変喜び、家族で美味しく頂戴致しました。
毎々のご配慮に恐縮するとともに心より感謝申し上げます。
暑さ厳しき折、皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます。
まずは略儀ながら書中にてお礼申し上げます。
敬具
引用:お中元のお礼状マナーは?相手別文例|お中元ギフト|大丸松坂屋オンラインショッピング

友人や同僚など親しい人にお礼状を送るとき

友人や同僚など親しい人からからお中元をもらった場合、LINEや電話などでお礼を済ませてしまうことも多いかと思います。

しかしながら、お礼状を出すというひと手間をかけることで、より感謝の気持ちが伝えられます。

拝啓 酷暑が続いておりますが、皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。
さて、本日は心のこもったお中元のお品を頂き、誠にありがとうございました。
家族でおいしく頂き、幸せなひとときを過ごすことができました。
ご丁寧なお心遣いに感謝申し上げます。
まだまだ暑い日が続くようですので、どうぞご自愛ください。
略儀ながら書中にてお礼申し上げます。
敬具
引用:【楽天市場】お中元のお礼状の書き方を紹介!今すぐ使える文例10選|お中元・夏ギフト特集

お中元のお返しをしなくてもマナー違反にならない理由とは?

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人から何かプレゼントをもらったのならば、何かお返しをしなくてはと考えるのが一般的です。

しかしお中元の場合は、必ずしもお返しをしなくてはいけないといったマナーはありません。

そもそもお中元はお盆付近の時期に、神様にお供え物をする風習から始まったとされています。

それが現代に残り、「日頃からお世話になっている目上の人物に、日頃のお礼と、これからも変わらない付き合いをしてほしいという気持ちを贈る」といった習わしになった背景があります。

そのためお中元のお返しをしなくてもマナー違反になりません。

お中元のお返しを贈る場合は?お返しマナーをチェック

お中元のお返しを贈る場合は?お返しマナーをチェック
目上の人物に対して、目下の人物が贈るお中元の場合、お返しをしないのはマナー違反ではありません。

しかし、相手が対等な関係な友人であったり、同僚、または親族の場合はお返しが必要になるでしょう。

お返しする品も何でもよいいったわけではなく、いくつか抑えておくべきポイントがあります

マナー1:お返しの相場は3000円~5000円

お中元は職場の部下から上司へ、習い事の生徒が先生へ贈る、といったことが多いため部下や後輩からもらったときには、つい高価なものをお返ししたくなるかもしれません。

しかし、もらったものよりも高価なものをお返しするのはマナー違反です。

もちろん実際にもらったギフトの値段にもよりますが、およその相場としては3,000円~5,000円程度で考えておくとよいでしょう。

お返しの内容は丁度お中元の時期がお盆になることもあり、清涼感のあるゼリーやメロンやマンゴー、すいかといった季節のフルーツが人気です。

また、来客にも振る舞えるジュースやアイスコーヒーも人気があります。

マナー2:お返しのタイミングはもらったら数日以内

お返しを贈るタイミングは、届いたらできるだけ早くがマナーです。

もらったら数日以内に贈るようにするのが基本で、お中元の時期にお返しできるのがベスト。

しかし、状況によっては数日以内にお返しできないかもしれません。

そのようなときにはお中元のお返しといったかたちではなく、「暑中見舞い」や「残暑見舞い」として贈ってください。

  • 暑中見舞い:7月7日ごろから8月7日ごろ
  • 残暑見舞い:8月7日から8月末まで

暑さが長引けば9月に入ってからも残暑とされることもあるので、お中元のお返しとしては「残暑見舞い」になる方が一般的かもしれませんね。

まとめ:お中元をもらったらお返しよりもお礼の準備をしよう

お中元をもらったらお返しよりもお礼の準備をしよう
お中元をもらうと、ついお返しのギフトのことばかりを考えてしまうかもしれません。

しかし、ギフトでのお返しは必須ではなくお礼状を早く出すことの方が重要です。

まとめ

  • お中元はお返しよりもお礼状を送るのがマナー
  • お中元をもらってお礼状を書けば、お返しをしなくてもマナー違反にならない
  • お中元のお返しをどうしてもしたいときは貰ったものよりも安価なものを贈る


親しい間柄であれば、電話でお礼を言うのも1つの方法ですが、やはりひと手間かけてお礼状を書いた方が感謝の気持ちが伝わります。

手紙を書くのが苦手な人も、さきほど紹介したお礼状の4つの内容を書けば、相手に失礼のないお礼状を書けます。

季節に応じたはがき箋(便箋のようにまとまって閉じてあるもの)でお礼状を書くと、もらった相手も楽しめるのでおすすめです。

お返しをするときもお礼状は必須なので、忘れないようにしましょう。

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