酵素を飲むとどうなる?気になる効果と取り入れ方を徹底解説
ちまたでは「酵素ダイエット」や「酵素ドリンク」がよく話題になっています。
酵素って、なんとなく身体に良さそうなイメージがありますが、実際のところ、酵素を飲むとどうなるのでしょうか。
今回は酵素を飲むとどうなるのか、その具体的な効果と食事に取り入れる際のポイントを解説します。
明るく元気な毎日を過ごすために、酵素の魅力に迫ってみましょう。
酵素を飲むとどうなる?気になる3つの効果をチェック
「酵素を飲むとどうなるか」をお話しする前に、まず酵素とは何かをご説明しますね。
酵素とはタンパク質由来の物質で、大きく分けると次の2種類あります。
- 体内酵素:私たちの身体の中にもともとある酵素
- 体外酵素:食べ物から摂る酵素
体内酵素は、
- 消化酵素
- 代謝酵素
とさらに細分化され、「消化酵素」は消化担当、「代謝酵素」は消化以外のすべての生命活動が担当となっています。
体外酵素は、その名のとおり身体の外から取り込む酵素のこと。
食べ物から摂るので「食物酵素」とも呼ばれています。
食物酵素は、体内酵素が足りない分を助ける役割があります。
酵素は生命の維持に欠かせない重要な物質です。
極端な話、酵素がなかったら私たちは生きていくことができません。
では、酵素を飲むとどうなるのか、主な効果を3つご紹介しましょう。
効果1:血液の流れが良くなる
酵素には血液中の脂肪分を分解し血の流れを良くする働きがあります。
「血液がドロドロになる」というのは、血液中に脂肪分が増えている状態。
脂肪を分解する酵素がたくさんあると「血液がサラサラ」になる、というわけです。
納豆に含まれる「ナットウキナーゼ」は、血栓を溶かす代表的な酵素です。
納豆を食べると「血がサラサラになる」というのは、実は酵素の働きだったんですね。
効果2:代謝が良くなり痩せやすい体になる
身体の中には消化酵素と代謝酵素があります。
酵素は、まず消化のために優先的に使われ、余った酵素が代謝に回されます。
だから酵素が十分にあると、消化に使ってもまだ余裕があり、代謝の方へ回すことができるのです。
代謝が活発になると、酵素が脂肪を分解してエネルギーに変換。
エネルギーになるということは、カロリーを消費できますよね。
「基礎代謝が活発な人は痩せやすい」というのはこのような理由から。
酵素が十分にあって、代謝が活発になるから痩せやすいのです。
という方は代謝が悪いのが原因かもしれません。
ダイエットをする時は、酵素をたっぷり摂って代謝を良くするよう心がけましょう。
効果3:消化機能が高まりお通じが良くなる
酵素をたっぷり摂る生活をしていると、消化酵素がしっかり働いて、腸に善玉菌がたくさん増えるのでお通じが良くなります。
腸の働きが良くなると免疫力が高まり、さまざまな身体の不調が改善します。
「ヨーグルトを食べると花粉症が軽くなる」というのがその代表例。
逆に酵素が足りないと、消化する力が弱まり、未消化のまま食物が大腸まで届いてしまうことに。
すると大腸では悪玉菌が増えて腐敗が進み便秘の原因になります。
酵素が不足するとどうなる?
結論からいうと、代謝に使うエネルギーが減るため、太りやすくなります。それだけではなく、体調が悪化する原因にも。
なぜなら、酵素は消化のために優先的に使われ、余った酵素が代謝に回されるしくみだから。
酵素が不足するとどんどん代謝が悪くなってしまうのです。
代謝は心臓を動かしたり、呼吸をしたりと生命の維持に欠かせない働きをするもの。
この代謝が悪くなると・・・体調が悪くなるのも当然ですよね。
酵素不足チェック表で身体の調子をチェックしてみよう
思った以上に怖い酵素不足。少し心配になってきますよね。
あなたの身体には酵素が十分に足りていますか?
下の「酵素不足チェック表」でチェックしてみましょう。
- よく体調を崩す
- 体温が36℃未満
- 毎日ストレスでぐったり
- 夕方、靴がきつくなる(むくみやすい)
- 肩こりがひどい
- 冷え性だと思う
- 便秘がち、もしくは下しやすい
- 勉強や仕事に集中できない
- 鏡を見ると想像以上にやつれている
- 食事は脂っこいものが多め
- 薬をよく飲む(サプリメントは除く)
- 太りやすい体質だと思う
- 外食やコンビニ食、インスタント食品が多い
- 水分をあまり摂らない方
- 便やおならの臭いが気になる
- サラダや果物をあまり食べない
- 食べ過ぎてしまうことが多い
- 化粧のノリが悪い
- 疲れやすく、休日に外出する元気が出ない
- 甘い物が大好き
いかがでしたか。当てはまる項目が多いほど、酵素不足。
食物から積極的に酵素を取り入れる工夫をしましょう。
酵素の効果的な取り入れ方
酵素はとてもデリケートで、ちょっとしたことで数が減ったり元気がなくなったりします。
また、年齢とともにどんどん減ってしまう性質もあります。
体内酵素だけでは足りなくなるので、意識して食物酵素を摂るよう心がけることが大切です。
酵素を摂る時は、次のような点に注意するとより効果的です。
摂り方1:生野菜やフルーツを摂る
生野菜やフルーツには、活きた酵素がたくさん含まれているため、積極的に食べるようにしましょう。
ここで大切なのは加熱せずに生のまま食べること。
酵素は熱に弱いため、加熱すると作用しなくなる性質があるからです。
もし加熱調理をする場合は、48℃以下で低温調理すると酵素が壊れにくくなります。
ちなみに、コールドプレスジュース(専用の器具で作ったスムージー)は作り立てならOK。
時間がたつと酵素が働かなくなるので、作ったらすぐに飲みましょう。
その他、生の魚にも酵素が多く含まれています。
今度から、お惣菜を購入する時は少し奮発してお刺身を選びましょう。
揚げ物よりカロリーも低いし、酵素もたっぷり摂れるのでおすすめです。
摂り方2:発酵食品を摂る
発酵食品は酵素を効果的に摂るためには欠かせない食材です。
発酵食品は菌によって成分が分解されているため、消化が良く体内の消化酵素の節約に役立ちます。
発酵食品の代表例は、次の通りです。
- 納豆
- 漬物
- ヨーグルト
- かつお節
- 酢
- チーズ
チーズならナチュラルチーズを選ぶと、加熱処理されていないので酵素の作用が期待できます。
ヨーグルトや納豆、ナチュラルチーズは手軽に食べられるので、忙しい方にはうれしい食品ですよね。
外食が多い方も、これらを冷蔵庫に常備しておくと酵素補給に役立ちます。
発酵食品をアレンジする時は、加熱せずに調理するのが、酵素を活かすポイントです。
摂り方3:積極的に水分補給をする
酵素に元気に働いてもらうためには、水分補給をしっかりすることも重要です。
身体に老廃物をため込んでいたら、いくら酵素を摂っても十分な効果を期待できません。
私たちの身体は、食事以外で1日1.5リットルの水分を必要としています。
これだけの量を飲むには、かなりこまめに水分補給しないと追いつきません。
おすすめは朝1番に白湯を飲むこと。
内臓が温まり、酵素の働きが良くなります。
また、寝ている間はたくさんの汗をかくため、夜寝る前の水分補給も大切です。
酵素はリラックスすると活発に働くようになるので、1日の始まりと終わりは白湯を飲んでほっこりしましょう。
摂り方4:サプリメントで積極的に摂る
酵素は食事で補えますが、毎日忙しい私たちが、1日3回理想的な食事をするなんて・・・ほぼ不可能ですよね。
おまけに酵素はストレスにめっぽう弱い性質が。
がんばってサラダやヨーグルトを食べていても、ストレスを避けることは難しいもの。
そんなあなたはサプリメントで酵素を摂るのがおすすめ。
酵素ジュースも人気がありますが、加熱殺菌されているので残念ながら酵素の作用は期待できません。
サプリメントなら手軽に効果的に酵素を補給することが可能です。
酵素のサプリでおすすめなのは、「ベルタこうじ生酵素」。
非加熱除菌法とこうじのチカラで、酵素をしっかり腸まで届けます。
「210日間返金保証」は商品に自信があるからこそのサービスでしょう。
まとめ:体内で生産される酵素には限界あり!食物で積極的に摂ろう
酵素は体内でも生産されますが、その量には限界があります。生野菜や魚、発酵食品などを積極的に摂り、酵素を補いましょう。
- 酵素を摂ると血行が良くなり代謝がアップ
- 酵素は腸活をサポートし免疫力がアップ
- 酵素不足を感じたらチェック表で確認
酵素を摂ると、女性に嬉しいダイエットや美肌効果が期待できます。
難しい場合はサプリメントで補うのも1つの手です。
積極的に摂って、酵素美人になりましょう。