夫婦円満の秘訣はお金の管理にあり!家計管理方法5パータンをチェック
家庭のお金の管理について悩んではいませんか。
夫婦関係がお金の問題でギスギスしてしまうのは嫌なものです。
今回は夫婦円満になるお金の管理の仕方について、具体的な家計管理方法のパターンを5つご紹介していきます。
インターネット上に寄せられたお金の管理についての声もいくつかご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
夫婦円満の秘訣はお金の管理にあり!
生きていく上で、お金は大切なものです。
日々の生活だけでなく出産や教育、マイホームの購入など、ときには短期間で家計から大きなお金が出入りすることもあるでしょう。
だからこそ、相手のお金の管理の向き合い方に違和感を覚え、不安を感じている夫婦は多いものです。
最悪のケースではお金への意識の違いから、夫婦関係にヒビが入るかもしれません。
実際にインターネット上には、このような声があげられています。
夫はお金の管理が苦手であまりお金に執着がないので、お金の話をすると嫌な空気になっちゃうことが多くて毎回悲しくなります😭
— ぱたこ🔰投資の勉強はじめました (@pa_ta_co) January 31, 2021
給料がかなりまともになって先々の人生を考えたいんだけど、お金の管理を全部妻に任せてるものだから(浪費癖+薄給だったから…)妻の給料も貯蓄も知らないどころか自分の貯蓄額すら知らない事に気付いた。
— kiyosuketayaga (@kiyosuketayaga) January 16, 2021
双方がお金の管理について納得しているのであれば、円満な夫婦関係を築けるかもしれません。
お金の管理も夫婦で足並みをそろえて、円満な関係を築いている方もいます。
お金の管理😁
我が家ではお金の管理は妻が担当しています
お互いの給与は同じ口座に移してそこから必要なお金を引き出して使う
妻が管理してますが月1回の家族会議で貯蓄、投資は話し合っているので私も現状は把握しています
こうすることで無駄な出費を抑えています
夫婦は同じ財布が良い‼️— マネフリ💰「節約王」におれはなるっ! (@MoneFreeCom) January 26, 2021
夫婦円満にお金の管理をする方法5パターン
夫婦円満にお金の管理をする方法としては、下記の5パターンが考えられます。
などと言われていますが、パートナーの性格や夫婦の考え方はさまざまです。
二人でよく話し合い、お互いに納得できる方法でお金を管理することが大切になるでしょう。
パターン1:妻または夫が一括管理
夫婦間におけるお金の管理で、最も多いパターンではないでしょうか。
どちらか一方の収入で生活を営む、専業主婦(主夫)の家庭はこちらを選択している方が多いようです。
妻または夫が一人で管理をして、お互いに自由に使うお金は「お小遣い」として支給されるパターンです。
夫婦でのいずれかがお金の管理が得意であったり、逆に不得意であったりと役割がハッキリ分かれているのであれば、この方法がベストと言えるでしょう。
お金の管理が不得意な方が家計を握っていても、資産を増やすどころかいらしてしまうリスクがあるからです。
また一人で一括管理しているからこそ、お金の出入りを把握しやすく、確実に月々の貯金ができるといったメリットもあります。
ただしこのパターンでは、お金の管理をしている方のみが家計を把握しており、お小遣い制の方は「今現在どれくらいの資産があるのか分からない」といったケースに陥りがちです。
また、家計のバランスとしては最適なお小遣いの金額であっても、お金の管理をしていない方からすると不満を抱いてしまいやすいといったデメリットもあります。
どうしてもどちらか一人がお金のことを考えることになるので、夫婦間で家計管理に対する意識のすれ違いが起きやすい管理方法とも言えます。
そのため、定期的にお金に関する話をする場を設けるといった工夫が必要になりそうです。
パターン2:項目別に分担して管理
夫まやは妻のどちらかが一括管理をするのではなく、家賃や駐車場代といった生活に関わる部分は夫が担当し、食費や消耗品、娯楽に関する費用は妻が担当するといった、項目ごとに分担して管理するパターンです。
主に共働き夫婦に多いパターンであり、基本的に自分が分担している部分を支払えば良いことから、毎月の細々とした報告が不要であり、お金の管理がとにかく楽といったメリットがあるでしょう。
ただし最初の分担に偏りがあったり、どちらか一方が病気などの理由で一時的に収入がなくなったりした際には、どのようにお金を管理して行けば良いのか分からなくなるリスクもあります。
分担額が大きい方の収入が減ると、これまでの生活を維持することが一気に難しくなるといったケースも考えられるでしょう。
そのため、お互いに分担以外にも一定の貯金をしておくなど、万が一のまとまった支出に備えることも大切です。
パターン3:夫婦どちらかの収入を生活費、どちらかを貯金に回す
こちらはどちらかの収入を、そのまま貯金してしまう方法です。
一般的には収入が多い方を生活費として支払い、低い方を全額貯金するといったケースが多いでしょう。
毎月使えるお金や、今すぐに使えるお金が非常に分かりやすく、さらにまとまった金額を確実に貯金できるメリットがあります。
そのため、どちらともお金の管理が苦手といった夫婦にもオススメです。
ただし、どちらか一方の収入を全額貯金することが難しい夫婦の場合は、この方法は使えません。
また生活費を稼いでいる方が、病気や怪我などで一時的に働けなくなった際には、貯金を切り崩していくだけでは、生活を維持し続けることが難しくなることもあるでしょう。
どちらか一方の給与を目いっぱい使って生活するのではなく、万が一に備えた生活レベルを意識することが大切です。
パターン4:毎月定額、貯金を共同口座に入金
「夫婦の貯金用口座」を開設し、毎月定額をコツコツと貯金していくパターンです。
手元に残った分がお互いのお小遣いといった認識になるでしょう。
ただし必要最低額の生活費を入金し続けていっても、なかなか資産が増えないといったデメリットも考えられます。
家賃やローンといった毎月の引き落とし分または生活費だけでなく、貯金分も共同口座に入金していくことが大切になるでしょう。
また、どちらか一方の収入が上がった際には、入金額の見直しも必要です。
パターン5:夫婦の給料を1つにまとめる
二人の給料を一つにまとめ、生活する上で必要なお金はそこから引き出すといった方法です。
「夫婦で稼いだお金はどちらか一方のものではなく、同じ資産」といった考え方で、共同の財布を持っていると考えるとイメージしやすいかもしれません。
あまりお金を使わない夫婦の場合は、うまくいくことが多いパターンになります。
どちらか一方の資産といった認識ではなくなるため、お互いに資産を増やして行こうといった気持ちが一致すれば、自然と貯金も溜まっていくかもしれません。
しかし、どちらか一方が使い過ぎてしまったり、貯金に対する意識が低かったりすると、夫婦円満どころかすれ違いが生じること危険性があるので、注意が必要です。
そういったトラブルを避けるためにも、インターネットバンキングで都度金額をチェックできるように整えたり、家計簿アプリなどを用いたりして、お互いの使った金額を把握できる工夫をしてください。
夫婦円満にお金の管理をするための4つのポイント
夫婦で話し合いをして、
と決めたとしても、実際はなかなかうまくいかないこともあります。
夫婦円満にお金の管理をするためには、何を心がけたら良いのでしょうか。
円満な関係を築くポイントを4つお話しします。
ポイント1:ムリのない範囲で行う
夫婦なのだから二人で協力して、将来のためにお金を貯めようと決意するのはとても良いことです。
しかし、これまでお互いに自由にお金を使っていたのにも関わらず、突然お小遣いは毎月1万円以内でやりくりをしよう!と決めてしまうと、確かにお金は貯まるかもしれませんが、それ以上に大きなストレスを感じるでしょう。
そうなると夫婦関係がギスギスとしてしまい、円満な家庭から遠ざかってしまうかもしれえません。
貯金を意識するのは悪いことではありませんが、まずは二人で無理のない将来の貯金額を設定することをオススメします。
「1年後に〇万円貯金する」といった無理なく、現実的な範囲で達成が可能な目標を設定するのがポイントです。
また夫婦の中でも
といった希望もあるでしょう。
そういった希望も取り入れたほうが、ストレスなくお金の管理ができます。
といった部分も見つけると、よりお金の管理が上手くいくかもしれません。
ポイント2:ライフステージ毎の管理方法について夫婦で話し合う
例えば妻が妊娠をすると、産休・育休によって一時的に収入が減ることが考えられます。
普段は健康そのもので、目立った病気もケガもしたことがなかったのに、
といったケースも多々あります。
逆にどちらかが昇進・昇給をして、収入が大きく増えることもあるでしょう。
このようにある程度予測できる将来について、その場面が実際に訪れたときには、どのように対応するのかを話し合っていくと良いかもしれません。
とくに将来的に子どもを考えているのであれば、このポイントは絶対に考えておくべきです。
ポイント3:定期的に貯金額を変更
最初に夫婦間で話し合いを行い、毎月〇万円を共同口座に入金しようと決めたとします。
しかし実際にお金の管理を始めたとして、二人にマッチしていないといったパターンも考えられるでしょう。
お金を使い過ぎてしまい、最低限の範囲内でやりくりをするお小遣い制の方が自分には合っているといった人もいるからです。
夫婦にとって合わないお金の管理方法を続けていたとしても、ケンカやすれ違いの原因になるだけ。
定期的に貯金金額や方法を見直し、二人に合ったものに変更して行きましょう。
これまで好き勝手に使っていた人こそ、一度貯金を始めたのならば、口座に残高が増えていくのを楽しいと感じ、毎月の貯金額が増えても問題ないといった方もいるようです。
ポイント4:緊急時に使うお金を用意しておく
子育てやマイホームに関する支出は、ある程度予測できるものです。
そういった事柄以外の予測できないことに対してもお金を用意しておきましょう。
例えばどちらかが病気やケガによって働けなくなってしまったときや、災害など非常事態が訪れたとき、そういった使い先に決まっていないお金があれば安心できます。
大きな金額を無理に捻出する必要はありませんが、コツコツと非常用の貯金を貯めておくことで、夫婦にとっての「転ばぬ先の杖」になってくれるはずです。
まとめ:夫婦円満で過ごすためにはお金の管理についてよく話し合うことが大事
お金の話は夫婦間でもなかなかしづらいものですが、お互い黙っていては不信感が募るばかりで夫婦仲もぎくしゃくしてしまいます。
夫婦間のお金の管理方法を参考に、我が家に合ったお金の管理をしていきたいものです。
- お金の向き合い方の違いからすれ違いに発展する夫婦もいるため、同じ認識を持つことが大切。
- 夫婦間のお金の管理方法は5パターンあり、自分の家庭に会ったパターンを選ぶと良い。
- 無理のない範囲で家計の管理をすることが大切。
パートナーと円満な関係を築きたいのであれば、相手を信じることも重要ではありますが、大切なお金を一緒に増やし、守っていくことも同じくらい大切です。
夫または妻の片方に一任するのではなく、二人が納得できるかたちでお金の管理をしていきたいですね。