日用品費の節約を叶える5つのポイント!今さら聞けない月平均額もチェック
最近、日用品費がかさんで困っていませんか?
今回は日用品費の節約方法をお話しましょう。
この記事を読めば、日用品費の節約方法がわかりますよ。
なかなか聞けない日用品費の平均額も掲載しましたので、ぜひ最後までご覧ください。
日用品の節約術5選
服や子どものおもちゃ類を購入するときには、本当に必要なのか?を考える方も多いですよね。
その一方で日用品は、生活する上で必要なモノだから…と、つい財布のひもが緩んでしまいがちです。
しかし、ドラッグストアで目につくたびに買い物をしてしていると、いつの間にか「ちりも積もれば山となる」状態になり、家計を圧迫することにもつながります。
ここからは、日用品の節約術5選をご紹介します。
節約術1:日用品費のリストを作成
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日用品は新製品が発売されるサイクルも早く、魅力的な性能を持ったモノがCMなどで放送されているを見かけることが多いでしょう。
今手元にお風呂用洗剤があるのに、新製品の性能に心惹かれてしまい、つい買い足してしまうといったこともあるかもしれません。
しかし、お風呂掃除をするには複数の洗剤は必要なく、結果としてムダな買い物になってしまいます。
まずは家で使用している日用品をリスト化してください。
リストにある日用品のストックがなくなったのならば買い足すといったサイクルを意識すれば、余計なモノを購入することはなくなるでしょう。
節約術2:買い置きを止める
日用品費は
と、つい買い置きをしてしまうことも多いでしょう。
たしかに日常的に使うモノではありますが、過剰に買い置きをすると、「今買わなくてもよいモノ」にお金を費やすことになり、月の家計を圧迫することにつながります。
また、日用品は特売やパッケージのリニューアルなどで、購入したときよりも安く売り出されることも多いので、買い置きは最低限の個数に留めておきましょう。
1つ使ったら次の買い物で1つ買い足すといった、「常に未開封が1つある」といった頻度で買い物をすれば十分です。
ただし、2020年現在、コロナウイルス流行の影響で買い物の回数をできるだけ控えたい方も多いかもしれません。
その場合は「使用頻度の高い日用品の買い置きは未開封品を2つ、それ以外は1つ」といったルールを設けるなどして、買いすぎを防ぎましょう。
節約術3:日用品費の予算を決める
先ほど「買い置きを止める」とお話しましたが、
と思うほど、いつも使っている製品がお得になっていることもあるでしょう。
また、ときにはこれまで使用したことのない便利そうな日用品を試してみたいこともあるかもしれません。
節約も大切ですが、我慢ばかりではストレスが溜まってしまいます。
日用品を節約したいのであれば、まずは月の予算を決めましょう。
とはいえ予算を決めると言ってもどれくらいなのか、予想がつかない方も多いのではないでしょうか。
詳しい説明は後ほどしますが、予算立てに慣れていない方は「世帯数別の日用品費の月平均額」を参考にするといいでしょう。
世帯数 | 1人暮らし | 2人暮らし | 3人暮らし | 4人暮らし |
日用品月平均額 | 5,517円 | 8,712円 | 11,027円 | 12,478円 |
まずは平均額で予算立てして余るようであれば、予算額を少なく設定したり、よりよい日用品を選んだりするといいですね。
欲しいからといって予算オーバーをして手に入れるのではなく、あくまで決められた範囲内でやりくりをするのが大切です。
節約術4:日用品の代用方法をチェック
日用品といえばティッシュペーパーやトイレットペーパーといった紙類が思い浮かびますが、それらを何かで代用するのは難しいものです。
しかし、洗剤に関しては代用することが可能なので、節約するのであればぜひ一度見直してみましょう。
たとえば重曹(炭酸水素ナトリウム)は、
- 汚れをはがす発泡性
- 金属類をピカピカにする研磨作用
- 嫌なニオイを取る脱臭作用
があり、掃除洗剤の代用品としてに大いに役立ちます。
重曹をお掃除として利用する方法は次の通りです。
- キッチンのコンロまわりの汚れ落とし
- 排水溝のニオイや流しの掃除
- 浴槽や洗面台の掃除
- 生ゴミの嫌なニオイ対策
- ペット小屋のニオイ対策
など、幅広く使えます。
それぞれを別の洗剤を使って掃除をするならば、
- キッチン用汚れ落とし洗剤
- 排水溝クリーナー
- お風呂用洗剤
- 生ゴミの消臭剤
- ペットの消臭剤
と複数の洗剤類が必要になります。
これらを重曹だけで賄えるということですから、日用品費を大いに節約できそうです。
ちなみに重曹は、1kgで400円程度と非常にお手頃な価格になっています。
そのほかにも次のようなものが日用品の代用として使えます。
- 使い古しのストッキングで網戸の掃除
- キッチンペーパーの代わりに新聞紙を使う
- 古いタオルを雑巾として使う
- 下駄箱の消臭剤にお茶やコーヒーの出がらしを使う
- クレンザーの代わりに歯磨き粉を使う
このように新しく買うのではなく、日常の不用品を代用することで、節約へとつながります。
節約術5:クーポンでお得に買い物する
日用品を買い物するときには、クーポンをうまく活用してください。
ドラッグストアやスーパーによっては、メンバーになることで定期的に値引きになるクーポンが発券されれることも多く、特に日用品を購入することができるでしょう。
また、買い物をするときには決まった店舗を利用するのも節約になります。
たとえばポイント還元やスタンプサービスのある店舗ならば、使う金額が大きくなるほどお得になります。ここからは、全国展開しているドラッグストアのアプリを3つご紹介します。
アプリを使ってクーポンを活用したり、ポイントを貯めたりすれば日用品費のさらなる節約が期待できますよ。ぜひ活用してみてください。
店舗名 | おすすめポイント | ダウンロードURL |
マツモトキヨシ | 割引クーポンが当たるルーレットゲームが1日2回できる | iOS Google Play |
ウエルシアグループ | Tポイントカードと連携しており、1日Tポイントが当たるルーレットができる | iOS Google Play |
ドラッグイレブン | Tポイントカードと連携しており、買い物の金額に応じてTポイントが貯まる。特売のチラシも閲覧できる | iOS Google Play |
日用品の月平均額は?世帯別の内訳もチェック
日用品費とはその名の通り、日常的にかかる費用のことです。
総務省統計局の家計調査では、日用品費を次の3つに分けて計上しています。
項目名 | 内容 |
家事用消耗品 | ティッシュペーパー・トイレットペーパー、洗濯用洗剤、住居用洗剤、ポリ袋など |
家事雑貨 | 食器、台所用品、タオル、電球、ランプなど |
理美容品費 | シャンプー、リンス、基礎化粧品、石鹸、歯ブラシなど |
主な項目を見てもわかるように、どれも私たちの生活に欠かせないものです。
とはいえ、日用品費の使い過ぎは家計を圧迫する原因にもなります。
そこでここからは、2020年の総務省統計局の家計調査より世帯人数別の日用品の月平均額をご紹介します。
1人暮らしの日用品月平均額は5,517円
項目名 | 月平均額 |
家事用消耗品 | 1,485円 |
家事雑貨 | 1,399円 |
理美容品費 | 2,633円 |
総務省統計局2020年の家計調査によると、1人暮らし(勤労世帯)の日用品月平均額は5,517円となります。
ただ、これは男女混合の日用品費の平均額です。
そこで、男女別の日用品月平均額をみてみると、次のようになっています。
■男性(勤労世帯)の日用品月平均額|3,155円
項目名 | 月平均額 |
家事用消耗品 | 1,130円 |
家事雑貨 | 1,027円 |
理美容品費 | 998円 |
■女性(勤労世帯)の日用品月平均額|7,127円
項目名 | 月平均額 |
家事用消耗品 | 1,707円 |
家事雑貨 | 1,362円 |
理美容品費 | 4,058円 |
家事用消耗品、家事雑貨にかかる費用は男女ともそれほどかわりませんが、理美容品費は男性と比べると大きな差があります。
その差額はなんと3,060円。年間36,720円もの差がでることになるのです。
女性はいくつになっても美しくありたいものですが、家計を圧迫するほどの理美容品は考えモノです。
いまはリーズナブルで品質のいい化粧品も多く販売されています。
日用品月平均額が平均よりもはるかに高額になっている方は、理美容品費を見直してみてはいかがでしょうか。
2人暮らしの日用品月平均額は8,712円
項目名 | 月平均額 |
家事用消耗品 | 2,871円 |
家事雑貨 | 1,833円 |
理美容品費 | 4,008円 |
総務省統計局2020年の家計調査によると、2人暮らしの日用品月平均額は8,712円となります。
2人暮らしとなると、
と思われがちです。
実際は、洗剤や食器・タオルなど共同して使うものも多いため、1人暮らしの日用品費より金額は多くなるものの約1.5倍の金額で収まるようです。
3人暮らしの日用品月平均額は11,027円
項目名 | 月平均額 |
家事用消耗品 | 3,710円 |
家事雑貨 | 2,464円 |
理美容品費 | 4,853円 |
総務省統計局2020年の家計調査によると、3人暮らしの日用品月平均額は11,027円となります。
3人暮らしになると日用品月平均額が10,000円を越えます。また小さなお子さんがいる家庭や高齢者のいるご家庭では紙おむつが必要になるところもあるでしょう。
総務省統計局2020年の家計調査では、紙おむつは保健医療用品・器具の項目に当たります。
この金額の月平均額が2963円(2人以上世帯)なので、+3000円するといいですね。
4人暮らしの日用品月平均額は12,478円
項目名 | 月平均額 |
家事用消耗品 | 4,207円 |
家事雑貨 | 2,806円 |
理美容品費 | 5,465円 |
総務省統計局2020年の家計調査によると、4人暮らしの日用品月平均額は12,478円となります。3人暮らし日用品月平均額との差はわずか1,451円です。
しかしながら、これはあくまでも平均値。もし小さなお子さんが2人いる家庭ではオムツの金額が倍かかるので、この平均値に+6000円必要になります。
一方で4人暮らしでも、一緒に暮らしている子供が成人している、もしくはアルバイトをして自分の理美容品費は自分で支払っている場合、日用品費はもっと低く抑えられます。。
実はNGな日用品費の節約術とは?
これまで日用品の節約術や世帯別の月平均額をみてきました。
ここからは、意外と知らないNGな日用品費の節約術をご紹介します。
よかれと思ってやっていた節約。もしかするとNGな節約術で実は損しているかもしれません。
NGな節約術1:日用品費のまとめ買い
トイレットペーパーや洗濯用洗剤など毎日使うものは、単価が安くなるまとめ買いがお得です。
しかしまとめ買いが積み重なると1人暮らしであれば本来、約5000円で済むはずだった日用品がいつの間にか10,000円、15,000円と膨れ上がってしまうことも。
と思う方も多いと思いますがそれは間違い。
来月、再来月にはまた新たな日用品が必要となり、いつも通りの日用品費を支払うことになるのです。
NGな節約術2:最後まで使い切らずに処分
歯磨き粉や残り少ないシャンプーやリンス、最後まで使い切らずに処分していませんか?
なんて思っている方も少なくないでしょう。
でも少量とはいえそのようなことを続けていれば、割引分の量をゴミ箱に捨ててしまうことになりかねません。
残り少ないシャンプーやリンスは水を少量入れれば、1回分として十分使えます。
歯磨き粉のチューブは押し出して出なくなったら半分に切って、中身をのぞいてみましょう。
意外にもまだ数回分使えますよ。
NGな節約術3:特売の爆買いやはしご
スーパーやドラッグストアの特売日では対象商品が通常価格よりも安い価格で販売されます。
特売日を利用することによって、日用品の出費を安く抑えることができます。
しかし、安いからといって爆買いやドラッグストアのはしごをしてしまうとかえって損することも。
はしごすると交通費がかかりますし、爆買いするといつの間にかいつも以上の日用品費を消費してしまいます。
まとめ:日用品費のリスト化と在庫管理で無駄買いを防ぐ
日用品は毎日生活する中で使用するため、節約しづらいと感じている人も多いはずです。
しかし、必要だからこそつい買い過ぎてしまうこともあり、見直すことで意外と節約できる部分でもあります。
- 日用品をリスト化し、買い置きのルールを決める
- 日用品を節約したいならまずは理美容品費にムダがないかチェック
- 特売日の爆買いやはしごはかえって日用品費のムダになる
これまで日用品の節約を意識したことがなかった方も、この機会に見直してみてはいかがでしょうか。
日用品を節約して、本当に必要なモノを買うお金に回していきましょう。