もずくがダイエットに効果的な理由!コスパよく手軽なもずくでスタイルアップを叶えよう
あれこれダイエットを試してみたけど、なかなか成功につながらないという方は多いのではないでしょうか。
ダイエットには運動や食事制限など数多くの方法がありますが、我慢や忍耐強さが求められる場合が多く、続けるのは至難の業。よほど強い意志を持っていない限りは挫折してしまいますよね。
遠回りに思えるかもしれませんが、ダイエットは無理のない小さなステップを積み重ねるのがもっとも効果的です。そこでおすすめなのが、食事にもずくをプラスする方法。
手軽で続けやすく、もちろん効果も期待でき、いつもダイエットに挫折してしまっていた方にこそおすすめです。
もうダイエットに失敗したくない! と考えているならぜひ、もずくを食べて今度こそ成功させましょう。
- もずくがダイエットに効果的な理由
- もずくを食べるベストなタイミング
- もずくをおいしく食べるレシピのヒント
- ダイエットにもずくを食べる際の注意点
もずくがダイエットに効果的な理由
そもそももずくがダイエットに効果的なのはなぜでしょうか。それには次のような理由がありました。
1.低カロリー・低糖質だから
もずくは100gあたり6Kcalと、非常に低カロリーです。いつもの食事にプラスしても太る心配は少なく、ダイエット食材にぴったり。
また、もずくは含まれる糖質の量も少なく、話題の低糖質ダイエットのメニューのひとつとしてもおすすめです。
2.腸の動きを活発にするから
もずくには食物繊維がたっぷり。不溶性・水溶性どちらも含まれており、不溶性食物繊維は食べるとお腹の中で膨らんで腸を刺激し、便秘の解消を促します。
一方、水溶性食物繊維は、食品に含まれる水分を抱え込んで便を柔らかくし、排出する手助けをしてくれます。
3.満腹感を得やすいから
もずくに含まれる不溶性食物繊維は、水を吸うと大きく膨らむ性質があります。
そのため、満腹感が得やすく、腹持ちのよさが特徴です。
4.コスパよく続けられるから
ダイエットを続けるにはコスパも重要。もずくは年間通してスーパーに並び、比較的安価で販売されています。
よく目にする3個パックのもずくは100円前後。コスパのよさは抜群ですね。
ダイエット効果アップ!もずくを食べるタイミング
より高いダイエット効果が得たいなら、もずくは食事の前に食べるのがおすすめ。
ごはんやおかずを食べる前にもずくなど水溶性食物繊維を含む食材を食べると、血糖値の急激な上昇を抑え、糖の吸収をゆるやかにしてくれるためです。
パックタイプのもずくなら、サッとそのまま食卓に出せて便利。冷蔵庫に常備しておきたいですね。
おすすめ!もずくのダイエットレシピのアイデア
毎日もずくを食べるのなら、飽きずに食べるメニューを知っておきたいですね。
もずくはぬめりがあるものの、味や風味にはクセが少なく、意外と調理しやすい食材です。自分だけのオリジナルレシピを作っても楽しいかもしれません。
ここでは簡単にできる、もずくのダイエットレシピのアイデアをご紹介します。
もずく酢
もずくといえばもずく酢。スーパーなどでも手軽に購入できる、もずくの代表的なレシピです。
もちろんそういった調理済みのもずく酢を購入してもいいのですが、自分で作る方法もあります。
作り方は簡単。生食用のもずくを洗ってしっかり水を切り、お好みのお酢をかけるだけ。ポン酢や黒酢など、市販のお酢をサッとかければOKです。
もちろん、酢と醤油、みりん(砂糖)とだし汁を合わせて三杯酢を作ってもいいですね。
キュウリやオクラ、ミョウガ、ショウガなどを加えて、さまざまなアレンジも楽しめます。
もずくスープ
もずくはスープの具材にもぴったりです。とくに暑い夏は冷製スープにすると、食欲がないときでもつるっと食べられます。
和のスープなら、かつお出汁を薄口醤油と塩で味を整えて、中華スープなら顆粒の鶏ガラスープの素を使ってもいいですね。コンソメを使えば洋風にも。
最後に卵を落としてかき玉スープにするのもおすすめです。冷製スープならトマトやオクラなどが相性ぴったり。豆腐やきのこ類と合わせてヘルシーに仕上げるのもいいですね。
もずくの天ぷら
もずくの天ぷらは実は沖縄ではポピュラーなメニューです。
カリッとモチっとした食感がやみつきになる一品。ダイエットには少しハイカロリーですが、たまのお楽しみにいかがでしょうか。
作り方は洗ったもずくの水をしっかり切り、天ぷら粉などで揚げるだけです。
人参やねぎを入れるなどアレンジも自在。薄切りにしたゴーヤを入れると一気に沖縄風になりますよ。岩塩などを軽くつけるとうまみが引き立ちます。
もずくの味噌汁
もずくは味噌汁の具材としても最適です。
とろみが加わり、優しい口当たりに。定番メニューの味噌汁に取り入れることで、毎日手軽にもずくを食べられます。
合わせる食材は豆腐やネギ、ワカメなど、他にもエノキやなめこといったキノコ類とも相性抜群です。
もずくをダイエット食材として食べるときの注意点
もずくは優秀なダイエット食材ですが、過剰摂取には注意が必要です。
もずくを始めとする海藻類にはヨウ素が多く含まれています。
ヨウ素は甲状腺ホルモンの主原料となり、身体の新陳代謝に大きく関わっていますが、摂りすぎると逆に甲状腺の機能が低下してしまうことがあります。
現代人の私たちは、普段の食事で十分か、やや必要以上にヨウ素を摂取している傾向があるため、ダイエットに効果的だからと食べすぎは禁物です。
また、「もずくだけダイエット」など極端な食事制限もNG。あくまで、普段の食事にプラスして食べましょう。
まとめ
もずくダイエットはすぐ始められて手軽でコスパもよく、効果も期待できます。
我慢するダイエットが続かないという方にこそ、おすすめしたい方法です。
- もずくは低カロリー・低糖質、食物繊維が豊富
- もずくを食べるタイミングは食前が最適
- もずくはさまざまな調理法で飽きずにおいしく食べられる
今度こそ成功させたいダイエットはもずくを味方につけて頑張ってみませんか?
- 日本食品標準成分表 一般成分 9類
- 文部科学省 食品成分データベース
- 大塚製薬『食物繊維の分類と特性』
- 伊藤病院『ヨウ素について』