素麺のオススメブランド5選!より美味しくなるゆで方や夏に試したいレシピもチェック
夏の定番メニューといえば素麺ですよね。
冷たい水で冷やした素麺をすすると暑い夏も涼しく感じるから不思議です。
夏の定番の素麺ですが、スーパーに行くと色々なブランドがありますよね。
でも素麺なんてどこも同じでしょ?と思い気にせず安いものを購入し続けている人も多いのではないでしょうか。
もしそうであれば、もったいない!
素麺はブランドや製法によって味やコシの強さがまったく違うのだから。
そこで今回は、この夏に食べ比べたい素麺のオススメブランド5選をご紹介します。
素麺は好きだけれど毎日食べるのは飽きてしまう人や、いつも安い素麺しか購入しない人も、この記事を読めばいつもと違う素麺を買いたくなりますよ。
それではぜひ最後までお読みください。
では、1つずつ説明していきましょう。
- オススメの素麺ブランド5選
- それぞれのブランド素麺の購入先
- 素麺の2つの製法
ぜひ参考にして、美味しい素麺を味わってみてくださいね。
素麺のオススメブランド5選!価格・購入方法まとめ
スーパーやコンビニなど身近なお店で、いつでも手に入る素麺。
素麺は、古くから日本の伝統食として親しまれてきた長い歴史があります。
「食べ飽きてしまった…」と思うのがもったいないくらい、実は、美味しいブランドや名品が揃っているんですよ。
中でも、比較的安く購入できる美味しい素麺を、厳選して5つご紹介します。
一度食べたら、もう適当には選べなくなるはずです。早速チェックしましょう。
素麺オススメブランド1:三輪素麺(奈良)
「日本三大そうめん」の1つ、奈良の三輪素麺は、手延べ素麺の発祥と言われています。
三輪素麺から、播州(兵庫)・小豆島・島原と、素麺の名産品が生み出された地域へ伝わった伝統のある素麺です。
一般的な素麺と比べ、極細とも言える麺の細さが特徴的な三輪素麺。
塩分が少なく、細いのにしっかりとしたコシがあって、するするっとつい箸が進みます。
中でも、森井食品の三輪談山は、喉越しがよくあっさりと食べられるオススメの素麺です。
厳選した原料で作られた三輪談山は、ふわっとした小麦の風味で食欲をそそり、最後まで美味しく食べられます。
- ブランド名:三輪談山
- 販売会社:森井食品
- 公式サイト:森井食品│三輪素麺 談山
素麺オススメブランド2:揖保乃糸(兵庫)
「そうめんやっぱり、揖保乃糸」のCMでおなじみの揖保乃糸。
スーパーでもよく見かける揖保乃糸は、「日本三大そうめん」の1つ、兵庫の播磨(はりま)手延べ素麺の商品名です。
小麦粉の質・原材料・麺の細さ・製造時期などの違いによって、7つの等級に分けられます。
最高級品「三神」や製造後約1年間じっくり熟成させた「熟成麺」など、さまざまな味わいが楽しめますが、お手頃で手に取りやすいのが赤帯の「上級品」です。
全生産量の8割を占める上級品は、揖保乃糸の代表作として長年親しまれています。
厳選した小麦と赤穂の塩を原料とし、つるっとした喉越しとぐっと引き立つ小麦の味わいに、何度でも食べたくなる逸品です。
- ブランド名:揖保乃糸
- 販売会社:兵庫県手延素麺協同組合
- 公式サイト:【揖保乃糸ホームページ】兵庫県手延素麺協同組合
素麺オススメブランド3:半田素麺(徳島県)
徳島の半田素麺は、一般的な素麺とは一風違った「麺の太さ」が最大の特徴です。
素麺というよりひやむぎに近い太さと、小麦本来の風味により、濃いめの料理にアレンジしても美味しく食べられます。
半田めんの太さは約1.4〜1.6㎜。
直径1.7㎜未満までなら素麺・ひやむぎのどちらでも表示していいとされ、半田めんは素麺として販売しています。
小野製麺の半田めんは、「The乾麺グランプリ2019 Tokyo そうめん部門」で優勝した料理に使用され、半田素麺の中でも群を抜いた美味しさです。
古くから受け継がれた手延べ製法を守る半田めんは、太麺ならではのモチモチした食感と喉ごしのよさでやみつきになります!
- ブランド名:手延べ半田めん
- 販売会社:小野製麺
- 公式サイト:手延半田めん・半田そうめん 小野製麺【公式通販】
素麺オススメブランド4:島原素麺(長崎)
長崎の島原素麺は、良質な小麦と島原の温暖な気候条件がマッチして生まれた、江戸時代からの伝統ある素麺です。
しこしことしたコシの強さと、舌触りのいいなめらかな食感はにゅうめんとしても楽しめます。
長時間煮ても荷崩れしないので使い勝手がよく、比較的手ごろな価格で手に入るオススメの素麺です。
- ブランド名:島原手延素麺
- 販売会社:島原手延素麺共同組合
- 公式サイト:島原手延素麺協同組合
素麺オススメブランド5:小豆島素麺(香川)
「日本三大そうめん」の1つ、香川の小豆島素麺は、うどん県の香川が生み出す知る人ぞ知る名品です。
400年の歴史がある島の光は、寒い時期の澄んだ空気とたっぷりの熟成期間をとった製法で、丁寧に作られています。
するっと口に入るなめらかな食感と、ふわっとした小麦の風味が麺のうまみを引き立てて、箸が止まりません。
原料は、厳選された小麦と塩、純正のごま油を使用。
独特のにおいはありませんが、おかげでごま油との相性がよく、冷たい素麺につゆとごま油をかけるとより美味しく食べられます。
島の光は、家庭用にオススメの赤帯のほかに、
- 贈答用の手延べそうめん(黒帯)
- 特産のオリーブの実を練り込んだオリーブ素麺
- 温かいカップ麺
と充実したラインナップで、小豆島の魅力的な食材を楽しめますよ。
- ブランド名:小豆島素麺 島の光
- 販売会社:小豆島手延素麺協同組合
- 公式サイト:小豆島手延素麺協同組合
手延べ素麺と機械打ちの違いは?味は変わる?
先にご紹介したオススメの5つの素麺は、すべて「手延べ」製法によって作られた素麺です。
素麺は、食感や原材料、コスパなどで美味しさや風味に違いが出ます。
個人の好みも影響しますが、中でも製造工程の違いは、明確に味の違いがわかるので、素麺を選ぶ際にはぜひ注目したいポイントです。
素麺には、「手延べ」と「機械打ち」の2つの製造工程があります。
- 手延べ:原材料練り合わせた後、徐々に引き延ばして細いめんとし乾燥させる。すべての工程を手作業で行う
- 機械打ち:製麺機で徐々に薄いめんに延ばし、麺線に切ってから機械乾燥させる。手作業ではなく機械で行う
手延べはすべて職人の手作業なので、手間暇がかかりさらに値段も高額になりがちです。
でも手作業することによりグルテン組織も同一方向に形成され、口当たりなめらかで安定した味わいになります。
対照的に機械打ちは、短時間に大量の素麺を生産することができるので安価で販売することができます。
さらに材料も全て管理されているので、味にばらつきがあることもありません。
しかしながら、伸ばしが手延べよりも少なく、グルテン組織の形成も不十分なため、口当たりに違和感があることも。
どちらの製法にも長所・短所があるのでその日の気分やお財布と相談しながら素麺を選ぶといいでしょう。
まとめ:美味しい素麺を食べて暑い夏を乗り切ろう
暑い夏でもさっぱり食べられる素麺は、オススメしたブランドや地域の名産品を試してみると、楽しみの幅が広がります。
職人が丁寧に作り上げた「手延べ」素麺に注目し、素麺の長い歴史や味わいの違いをご紹介しました。
産地によって気候が違えば、素麺の味わいも異なります。
さまざまな種類がありますので、好みのものが見つかったら家庭用はもちろん、贈答用としてお中元にもオススメです。
- 有名な素麺も家庭用なら求めやすい価格で購入できる
- スーパーにブランド素麺がなくてもネットショップで購入できる
- 素麺の製法は「機械打ち」と「手延べ」の2種類
- 機械打ちより手延べ素麺を選べばハズレはない
価格の安さ以外にも、食感や原材料、コスパなどに着目して選ぶと、新たな出会いがきっとあることでしょう。
一度食べたら、その美味しさに感動すらしてしまうかもしれません。
アレンジレシピも活用し、スタミナ満点の美味しい素麺を食べて暑い夏を乗り切りましょう!