マイナポイントの利用方法!還元率や利用期限についても解説
2020年9月から開始されるマイナポイント事業。2020年7月より申込開始とのことで、申込・利用方法が気になる方も多いのではないでしょうか。
買い物をすると25%(最大5000円分)のポイントが付与されるマイナポイント―これを使わないなんて損ですよね。
お得に買い物をしたい方や家電や家具など大きな買い物を控えている方は、マイナポイントの利用開始が待ち遠しいと思っているのではないでしょうか。
そこでこの記事では、マイナポイントの利用方法からポイントの利用期限まで解説します。
マイナポイントの利用方法が分からない方、申請から利用までの流れが分からない方もこの記事を読めば、マイナポイントの基本情報が分かります。
マイナポイントでお得に買い物をするためにも、ぜひ最後までお読みください。
では、1つずつ説明していきましょう。
- マイナポイントを利用するためのチャージや決済方法
- マイナポイントの還元率と上限
- マイナポイントの利用期限
- マイナポイントの利用についてよくある質問
マイナポイント事業は期間限定で予算の都合によっては途中で打ち切られてしまう可能性も―利用開始日からすぐに使えるようここで確認しましょう!
マイナポイントの利用方法
早速、マイナポイントの利用方法を3つの観点から見ていきましょう。
- チャージ方法
- 決済方法
- マイナポイントの残高の確認方法
なお、詳細は検討中であるため、マイナポイント開始時と異なっている場合があります。2020年6月時点でわかっている情報を元にお伝えします。
チャージ方法
マイナポイントで「チャージ式」決済サービスを登録した場合について解説します。
チャージ式決済サービスとは、
- Suicaやnanacoなどの電子マネー
- paypayやLINpayなどのQRコード決済
などのように、買い物のときに現金ではなく、スマホアプリやカードなどにチャージしたお金を利用する決済方法です。
決済サービスを利用したマイナポイント付与までの流れは、以下のとおり。
- マイナポイントの申し込み画面にアクセス
- 利用する決済サービスを選択して申し込み
- ICカードへチャージ
- チャージした分のポイントが付与される(ICカードの種類による)
- ICカードを利用してお買い物
- 買い物金額に応じてポイントが付与される(カードの種類による)
マイナポイントの付与は、使用する決済サービスのポイント付与と同じタイミングで付与されます。
そのため、使用する決済サービスによってポイント付与のタイミングが異なりますのでご注意ください。
20,000円のお買い物またはチャージで、上限5,000円分のポイントが付きます。ただし、詳細はまだ決まっていないので最新情報を随時チェックしておきましょう。
機械から現金でのチャージ、ネット上でのカード払いなど、決済サービスによりチャージ方法は多岐にわたります。
また、ポイントを使ったチャージはできるのかも気になるところです。
決済方法
マイナポイントを利用した決済方法は、申し込んだ決済サービスによって異なります。
- クレジットカード
- デビットカード
- 電子マネー
- スマホ決済
- QR/バーコード決済
マイナポイントという名称がついていますが、実際に付与されるのは各決済サービスのポイントです。
例えば、楽天payなら「楽天ポイント」、nanacoなら「nanacoポイント」など、各決済サービスお馴染みのポイントが、プレミアム分のポイントとして付与されます。
ですので、マイナポイントを利用するなら、各決済サービスが利用できる店舗で買い物をしましょう。
「ポイント払い」を選択(もしくは店頭で伝える)すれば、付与されたポイントを使ってお得に買い物ができます。
マイナポイントの残高の確認方法
マイナポイントは、上記「決済方法」でもお伝えしたように、各決済サービスお馴染みのポイントのことです。
マイナンバーカードの普及を狙う目的であるため、総じて「マイナポイント」と呼ばれています。
そのため、ポイント残高の確認方法についても、各決済サービスによることになります。
マイナポイントに申し込む予定の決済サービスについて、使用方法や残高の確認方法など事前にチェックしておくと、スムーズに利用できるのでおすすめです。
マイナポイントの付与率と上限
なんと言っても魅力的なのが、マイナポイントの付与率です。
マイナポイントの付与率は、登録したキャッシュレス決済サービスへのチャージ、または物品の購入額の25%となります。
- 5,000円分のチャージまたは買い物:1,250円相当分のポイント
- 10,000円分のチャージまたは買い物:2,500円相当分のポイント
マイナポイントは、利用した金額の25%相当分にあたるポイントが付与されるため、決済サービスによる付与率に差は生じません。
ただし、マイナポイントには5,000円相当分のポイントまでの上限があります。利用金額20,000円までしか、ポイントは付与されないということです。
逆に言えば、20,000円までならポイントが付与されるので、多額のチャージや買い物の回数をわける方法は有効かもしれませんね。
マイナポイントの利用期限
マイナポイント事業は、2020年9月から2021年3月末までの7ヶ月間、期間限定で行われます。
7ヶ月間で使い切れなかったポイントはどうなるのか、気になりますね。
実はマイナポイントの利用期限は現時点では決まっておらず、残高の取り扱いについても未定です。
マイナポイントを利用するときによくある2つの質問
ここからはマイナポイントの利用で、よくある2つの質問について解説します。
- 国が買い物履歴を把握するのでは?
- マイナポイントの利用にマイナンバーカードは必要?
どちらも回答が気になる質問ですよね。それでは1つずつ説明します。
国が買い物履歴を把握するのでは?
「マイナポイントは国が進める事業だから、買い物履歴を把握するのでは?」と、何となく不安になるかもしれませんね。
でも、ご安心ください!
マイナポイント事業の前提として国は消費者の買い物履歴の情報収集・保有はできないことになっています。
マイナポイント事業の1番の目的は、マイナンバーカードの普及促進です。
- 東京オリンピック後に備えた消費活性化
- キャッシュレス決済基盤の構築
- マイナンバーカードの普及促進
国が政策を進めているマイナンバーカードの普及率は、2020年5月時点で16.4%にとどまっています。まだまだ少ないですよね。
さらなる普及を促進したい狙いがありますが、マイナンバーカードは、複数の機関が保有する個人情報を効率的に管理・確認するため、個人情報を扱うことに対する国民の懸念があります。
年金の個人情報流出問題もありましたし、当然のことですよね。
そのため、マイナポイント事業では、個人のプライバシーに関する情報に対して慎重な姿勢です。
マイナポイントの利用にマイナンバーカードは必要?
マイナポイントの利用や付与されるために、マイナンバーカードを提示する必要はありません。
登録した決済サービスで、チャージもしくは買い物での決済を行えば、マイナポイントの利用は完了です。
これなら、利用の度に大事な身分証明書でもあるマイナンバーカードを持ち歩く心配がなく、安心してマイナポイントを活用できますね。
ちなみに、マイナンバーカードは、マイナポイントの利用前に行う「マイナポイントの予約」のときに使用します。
マイナポイント事業の開始が近づくにつれ、マイナンバーカードの申請窓口も混雑すると予想されます。まだ申請が済んでいない方は、発行まで約1か月ほどかかりますので、早めの申請がおすすめです。
マイナンバーカードの申請方法の詳細については、以下の記事をご覧ください。
まとめ
マイナポイント事業について、未だ検討中の情報もあることから、9月の利用開始まで随時チェックすることをおすすめします。
現段階でわかっているのは、ポイント付与率25%はとにかくお得だということ!
10,000円の買い物で、2,500円相当分のポイントが付くサービスは他の決済サービスでもなかなかありません。
事前のマイナポイントの予約・申込みさえ済んでいれば、あとは登録した決済サービスを手に買い物するだけです。
- マイナポイントの利用方法は登録した決済サービスによる
- マイナポイントの付与率25%、上限5,000円相当分
- マイナポイントの利用期限は未だ未定
- 国が買い物履歴を把握することはない
- マイナポイントの利用の際にマイナンバーカードは必要ない
マイナポイントの利用方法は、基本的には登録した決済サービスによります。
まだキャッシュレス決済を取り入れていない方は、早いうちから慣れておくとスムーズに活用できますので、この機会にぜひ検討してみてください。
マイナポイントの予約(マイキーID取得)についても、すでに予約できるようになっているので、早いうちに済ませておくと安心です。
せっかくですからマイナポイント事業に乗っかって、ちょっとご褒美のつもりで、マイナポイントを有効活用しましょう!